ハロウィンの日に。

これは2021年10月31日ハロウィンの日に
実際に目の前で起こった出来事です。

広島にあるTHE OUTLETで
10月30日31日の2日間にわたり開催された

えんとつ町のプペル×ハロウィンのイベント

HELLO!HELLO!HALLOWEEN

にワタシはお客として参加させて頂きました
✨(`・ω・´)ゞ

県内外問わずサロンメンバーさんが
スタッフとして
イベントに携わってるシーンは
なかなか見ることができないので
お客側ながらいい経験でした。

皆さんお疲れ様っした!!

(`・ω・´)ゞ

その中でワタシが何気なく入った
塗り絵ブース

「すみません、(大人だけど)

  ワタシもやっていいですか?」

その一言であんなエピソードが生まれるとは...

画像1

机に座り黙々と

塗り塗りするレジェ(私)w


作業の都合上、下を向いてますが
結構こういうの好きなんです😊
(HSPのひとつの特徴らしい)


結局ほぼ最後までそこにいて
塗り塗りしてました🤣
(誰よりもブース滞在時間が長かったようで)

画像2

しかも完成させたと思って達成感に
浸っていたのに

全然塗っていなかった

場所があるという
オマケ付き🤣🤣🤣


さて。

これ塗り始めた時に、

(どっから塗るかなぁ...

どんな色使いにしようかなぁ...)

と思ってたんですね。


で。思いついたのが

船の色カラフルにしちゃおう!!

o( ゚Д゚)o
というものでした。

ワタシの個人的な感覚ですが

塗り絵は現実世界じゃないので、


固定観念にとらわれなくていい

そう思うのです。


例えば
ここは木だから茶色で...
葉っぱは緑にして...
リボンだから赤くして...って

普通はなると思うんですけど、
そのイメージを意図的に外すと


塗り絵は何倍も面白くなります!!

↑あくまで個人的な感覚ですホント


そして船をカラフルに塗り終わり、
他の場所を塗っていた時。

通りすがりの女の子がたまたま
ワタシがカラフルに塗った船が
目に入り、じーーーっと見ていたので

持ち上げてみせて
「これ、キレイでしょ?😊」

と言ったら

静かにうなずいてくれました。
(これだけでもワタシは結構嬉しかった)


それだけで終わると思ってた


...のに。

そこからちょっとしてどうやら
その女の子もブースに入ってきて
塗り絵を始めたらしい。

(最初は別の机に座ってやっていた)


バーーーっと走ってきて
「ここ(船)は何色で塗ったの?」
「一番下は何色?」
と聞いてきたので

実際に色えんぴつを見せて
「この色だよ~😊」と言ったら
バーーーっと机に戻って塗って

塗り終わったらまたやってきて
「二番目は???」
「その次は???」
「その次は???」
と繰り返してるうちに
行き来が面倒くさくなったみたい(笑)で、

「おねーちゃんと同じ机でやる!!」と
言い出し
「その次は???」
「その次は???」
「一番上はこの色???」と

画像3

次々に同じように塗る女の子

船を塗りきったら今度は
風船を塗りはじめ
「アタシの方が早いよ!!」と
いつの間にか抜かされるワタシ🤣

(そもそも塗り絵って
レースではないんだけどなぁ...w)

と内心思いつつも

「早いねぇーーー!スゴいね!!」と
言ったら嬉しそうにして
「風船はね、こうやったら早く塗れるよ!!」と
レクチャーまで受けました🤣


ワタシは性格上、きっちり塗らないと気が済まないタイプ(几帳面なもんで💦)で
きっちり塗ることで時間がかかっちゃう
のに気づいた女の子が

「何で?何ではみ出さないの!?」

「はみ出してもいいよ!!」

「アタシもはみ出してるよ!」

「こうやってやるんだよ!!」

「はみ出してもいいんだよ!!」

「大丈夫、アタシしか見てないから💕」

って言われ

正直その段階でワタシはもう
ぶっ倒れそうな勢いでした🤣

#いや本当にはぶっ倒れてない
#ズキュンときた
#何ですか
#これは恋ですか
#いや違うかもしれない
#でも何かもうニコニコしちゃって
#マスクしててある意味助かった

そして次はプペルとルビッチが
塗りたかったようで、
「ここはこの色で...ここはこの色ね!!」
と色指定され、
ワタシのも自分のも同じように
塗り潰し満足気な女の子✨

そのあたりで気分がよくなったのか
「ワタシね、4才から5才に

 なりたての子なの!!」と

自分の話をし始めたのです。

なのでここからは勝手ながら
サツキちゃん(仮名)と呼ばせて頂きます。

(そうかぁ...

じゃあ先月か今月誕生日なのかな?🤔)

と思いつつ

塗り進めていって夜空をやろうとなった時に


「やっぱり夜は黒く塗らなきゃね!!」

と言ってまぁまぁ広い面を
一生懸命黒く塗りつぶしてる最中

「ワタシね、夜が一番好きなの」


とサツキちゃんが言ったのです。

「夜が好きなの?」

「うん」

「朝じゃなくて?」

「うん」

「昼じゃなくて?」

「うん」

「夜が好きなの?」

「うん」

「なんで夜が好きなの???」

と聞いたところ...

要約すると

以前飼っていたハムスターちゃん
(以下ハムちゃん)が
ずっと身体が弱かったけど
ある時、天国に行ってしまったようで。

天国に行った後は星になるんだよと。
夜空に浮かぶ星になるんだよと。

じぃじや保育園(幼稚園?)の先生
に教えてもらったそうで。

だからいなくなったけど、
星になって現れてくれる(また会える?)から
朝じゃなくて、昼じゃなくて
星がある夜が好きなんだそうです。

「へぇ~そうなんだ。だから好きなんだね😊」

「うん!!」

(じゃあ夜空や星を見てはこの子は時々
そのハムちゃんを思い出すのか...)

と思って塗り絵をしつつも

身体が弱くて...身体が弱くて...と
何度か繰り返しお話するサツキちゃんは
ちょっと寂しそうでした。

「天国は太陽なの!

太陽が天国なの!!」


とも言っていて

(それって燃えんじゃね???)と
ちょっと大人目線で一瞬思ったんだけどw

でもそれらを聞きつつもワタシは

(この子はきっと思いやりのある
優しい子なんじゃないかな???)

と思っていました。

幼い子供にとってそれは大きなショック
だったのかもしれません。
(大人でもツラいけどね)

夜空を見ると幼いながらに
複雑な気持ちにもなるのかもしれません。

でも大丈夫。

「人は二度死ぬ」

と言うけれど、
可愛いがっていたハムちゃんも一緒
なんじゃないかとワタシは思う。

サツキちゃんが想っている以上は
ハムちゃんはまだいる。
仮に忘れる瞬間があっても
夜空を見上げれば星を見つければ
思い出すんじゃないかなと。

それだけ想われているハムちゃんは
身体は弱かったかもしれないけど、
幸せ者だったとワタシは思います。
(そしてこれからもきっと)

そうこうしているうちに
お母様が迎えにこられて
次に遊びに行く場所があったみたいで
バイバイしました👋

そしたら挨拶がてらお手手タッチされた。
チビっ子って好きよねバイバイタッチ😁

笑顔でさよならしたのだけど...
すぐに気づいた。

あ。今コロナだった🤣
でも感染対策はしてるので
素直な気持ちでタッチされたし
ワタシもシンプルに楽しかったし

そこは大目に見て欲しいです

(許して下さい🙏)


サツキちゃんが


どうかその優しい心がくすまないまま
大人になりますように(。-人-。)


あ。ちなみに

プペルの塗り絵気に入ってくれたようで
自宅用に2枚持って帰っていきました


(あざっす!!)

これがワタシが実際に体験した

「えんとつ町のプペル」が

もたらしてくれた小さなエピソードです😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?