見出し画像

ジェミニ杯におけるオープンリーグ用B育成指針

どうも、れがと申します。
ジェミニ杯に向けたオープンリーグ用B育成の育成指針がだいたい固まりましたので書いていきたいと思います。

※まだ細かな仕様が固まっていないため、今後の公式発表次第では色々と変わってくる可能性もありますのでご注意ください。

1:基本方針

今回のレース条件ですが、京都レース場、3200m、右回り、春、晴れ、良バ場となります。
つまりは春天ですね。

長距離レースの中でも長い方にあたります。
かなり体力を要求されるレース条件です。
スタミナと根性を確保することが最重要項目となります。
具体的には回復スキルを含めた実質スタミナ値を1400〜1600程度確保する事が必要です

つまり、スタミナをカンストした程度では全力で走りきれない、金回復スキルは必須という中々いい感じにガチ勢を殺しにきてる環境ということです。
一部戦略以外は金回復は2個以上用意する事が必須です。

レースを全力で走りきるためにスタミナと根性を確保する事が求められるため、他ステータスは必然的にどれかを犠牲にする必要があります。
特にスピードはA以上にしてしまうと要求体力との兼ね合いから破綻する可能性が高いです。
スピードはせいぜいB+〜B程度までで抑えましょう。

パワーは今回の妥協ポイントです。
スパート距離が長いので多少パワーを削っても挽回しやすいからです。
ただ、妥協すると言ってもC+程度は必要です。
可能ならB前半ぐらいまでは盛りたいところ。

根性は長距離でスパート距離が長い事もあるので、ある程度確保する必要があります。
Cぐらいはあった方がいいでしょう。
下手に根性を削りすぎると要求体力が多くなって破綻してしまうことにも注意する必要があります

賢さですが、今回の条件においてはスタミナに次ぐ重要ステータスです。
前述した通り、今回は金回復が必須の環境となります。
賢さをある程度盛ってスキル発動率を高めておかないと、金回復スキルが不発に終わって破綻するリスクが大きくなります。
基本的に発動率80%ラインであるC(450)程度は用意しておきたいところです。

つまり基本となる目標ステータスは、
B+、A+、C+、C、Cに金回復2個以上
となります。


2:スキルの選定基準

今回はかなりシビアなステータス調整が要求されます。
例えるなら、下剤を飲んで腹の中身を全て空にした上で、全身の毛を全て剃って計量に挑むボクサーみたいな感じです

基本的に金回復と緑◎以外は取る必要はありません。
というか、欲しくても取れません。

金回復も、クールダウンや食いしん坊のような脚質や距離に依存したスキルは評価点が50ptほど高く査定されてしまうので非推奨です。
金回復は基本的にマエストロと好転で固めましょう。

緑スキルも根幹と京都レース場以外は最後の評価点やステータス調整以外では取るべきではありません。
タウラス杯の考察の時にも書きましたが、ステータスがBより高くなければ普通にステータスを盛った方が評価点的にお得だからです。
今回の目標ステータスを加味すると、右回りや春ウマ娘は取っても大丈夫ですが、スピードを上げすぎると破綻してしまう可能性が高くなるため慎重になった方がいいでしょう。

逆に根幹と京都レース場はスタミナに割く評価点を節約できるため、なるべく確保しておきたいです。
スタミナ960とスタミナ900+緑◎を比べた場合、後者の方が79ptもの評価点を節約する事ができるからです。

デバフは今回もかなり有効だと考えられます。
スタミナがカツカツの状態でレースに挑む人が大多数と思われるからです。
しかし、後述する金回復3個育成、金回復1個育成でエースを編成しない限り基本的にはおすすめできません
次の項目でその理由を書いていきます。


3:確率論によるアプローチ

ここまで基礎ステータスとスキルの話をしてきましたが、ここからはなんで賢さを確保する必要があるかの話になります。

今回の条件では金回復スキルの発動が走りきるためには大事になってきます。
金回復が2個で調整する場合、2個とも発動しなければ必要体力を確保できないのはわかるかと思います。

ここで賢さD+(350)とC(450)のスキル発動率を比較すると、賢さD+は75%、賢さCは80%となります。

金回復スキルが2個とも発動する確率は、
D+:(75%)²=56.25%
C:(80%)²=64%
となります。
つまり、賢さD+では43.75%の確率で1個以上が不発に終わり、賢さCでは36%の確率で1個以上が不発で終わるということになります

中々無視できない差があることはわかるかと思います。

ここでチーム編成した時の確率を考えると、
エース2人では、D+の場合は19.14%、Cの場合は12.86%の確率で2人とも沈みます。
エース3人では、3人とも沈む確率がD+の場合は8.37%、Cの場合は4.66%となります。

つまり、金回復2つの調整で安定して勝ちを狙いたい場合は賢さCのエース3人での編成が必要になってくる事がわかるかと思います。
デバフを採用する場合、金回復2個育成では約13〜19%の確率で下ブレが発生します。
ブロックや相手のデバフなども考えると5回に1回は満足な結果が得られない可能性が出てくるため、金回復2個採用型エース2人+デバフ1人編成は効果的ではないと思われます

では、デバフを採用したい場合にはどういった育成をする必要があるのか。
次の項目以降ではそれを実現するためにエースの安定度を高めるためのアプローチを2種類書いていきます。
金回復1個育成と金回復3個育成です。


4:金回復1個育成について

上の方で金回復は2個以上必要と書きましたが、その理由はスタミナ要求量が非常に大きくなり評価点リソースを圧迫するからです。

では、スタミナ系緑スキルと紫スキルの獲得や固有レベル下げなどを行い、スタミナを確保するための評価点リソースを強引に用意すればいいのではないか
このアプローチで育成するのが金回復1個育成です。
(ちなみにこのアプローチは後述する金回復3個育成でも大事になってきます。)

ただ、特性上紫スキルを簡単に獲得できるゴルシや固有レベルを抑えやすいクリーク以外はおすすめできません
(これは後述する金回復3個育成でも同じ)

具体的なステータスとしては、ゴルシの場合は、

B(630)、SS(1100)、B(600)、C(465)、C(450)
長距離S、芝S、固有レベル3、京都◎、根幹◎、マエストロ、ゲート難

となります。
ゴルシの場合はこれが理論上ほぼ最高ステータスでしょう。
厳密には固有レベルを1まで落とせばさらなる強化が図れますが、さらに運要素が強くなるのでおすすめはしません。

緑◎を2個習得する事で評価点を322pt節約、ゲート難でさらに174pt確保しています。
芝や長距離のSでのブースト分も考慮するとステータスだけでB+の評価点9000クラスの性能を確保できています。

ちなみにクリークの場合は、固有レベル1、芝長距離S京都根幹右回り春ウマ娘◎で、
B(630)、SS(1100)、B(620)、B(600)、C(400)
まで理論上はステータスを伸ばせます。
スピード実質A(827)、スタミナ実質SS+(1220)、パワー実質B(684)と考えると、マジでお前Bランクなの???な性能に仕上がります。

このアプローチの利点は事故率の低さです。
金回復を1個に絞っているため、下ブレ率を20%程度まで軽減できます

後述する金回復3個育成と比べると効率は悪いですが、ステータスで対戦相手を威圧する事ができるので、配信とかエンタメ性を重視する人にはそこそこおすすめできます。


5:金回復3個育成について

今回の大本命です。

金回復1個育成と同様に固有レベル下げ、京都根幹◎による評価点の節約、固有回復スキル持ちの採用、紫スキルやS適性の獲得などによって評価点を節約して、得られた評価点リソースで金回復を余分に1つ習得します。
なのでステータスの目安は金回復2個育成の時とほぼ同様です。
ただでさえカツカツな育成条件からさらに絞るため、めちゃくちゃシビアな調整が求められます

クリーク、タキオン、ゴルシが比較的育成しやすいです。
他のキャラでも不可能では無いですが、めちゃくちゃ難易度が高くなります。

金回復1個を安全マージンとして確保する事で、大幅な安定性を獲得できます。
その下ブレ率は賢さC(450)で10.4%、賢さD+(350)でも15.6%まで削減できます。

チーム運用した場合の下ブレ率(全員下ブレて沈む確率)を見ると、
エース2人編成では、賢さC(450)の時で1%、賢さD+の時で2.4%
エース3人編成では、賢さC(450)の時で0.1%、賢さD+の時で0.4%となります。

もう圧倒的ですね
これほど安定性を確保できている状況であれば、デバフ要員を採用しても安定して勝ちきれると思われます。

一応育成例も貼っておきます。
ゲート難と京都根幹◎、長距離Sで評価点を節約できたのでかなりステータス的にも強く仕上がっていると思います。
金回復1個不発でも、スキル抜きで最高目標速度22.395m/sで全力スパートを発揮できるのはやばい。


6:終わりに

ここまで見ていただきありがとうございました。
雑感をとりあえず書いてみただけな部分が大きいですが、前回のタウラス杯オープンの解説と併せて読んで頂けたらかなり勝ちやすくなるのかな、と思います。

おすすめキャラとかには特には言及していませんが、
誰がどうみてもクリークとゴルシが圧倒的2トップ
であるので、他は自分の好きな子使えばいいんじゃないかなって思います。
まぁ、コース特性とか考慮するとかなり候補は絞られてくるとは思いますが。

気づいた事があれば追記していきたいと思いますので、質問や情報等あれば、ここかTwitter(@lega235)までコメント頂けたらと思います。

それではジェミニ杯に向けて頑張っていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?