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私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。

会社は仕事をするところですが、結婚相手を見つける方もいます。社内恋愛で結婚することは悪いことではありませんが、令和の時代にはリスクが高すぎることがわかりました。

結婚退職が前提「社内結婚」

昭和の時代、多くの企業で結婚退職で女子社員が辞めていきました。以前にも書きましたが、コネで入社した女子事務員は数年働いて、お見合い、上司の紹介、社内結婚など、辞めていきました。辞める女子社員も、なんの疑問も持たずに辞めていました。新入社員の中には、結婚退職を夢見る女性も少なくありませんでした。

好条件の会社ほど「社内結婚」のリスク有り

昭和の終わりごろに、男女雇用機会均等法が制定され、「総合職」として働く女性が増えてきました。女性も結婚後も働くことが望ましいという世論もあり、結婚しても子供を持っても仕事を続けています。

社内結婚のリスクは何なのかというと、

社内結婚が破談になったとき、別れた相手と同じ会社で働き続けることができるかということです。

結婚が破談になった場合、男性と女性どちらのダメージが大きいかというと女性です。恋愛関係の噂は、光の速さより速く広まります。女子社員は男性のように、地方に転勤させることも少ないと聞いています。デリケートな結婚の話題に加われなくなるのもシンドイですね。

また、上場企業や、福利厚生のしっかりしている企業は、好条件の男子が集まります。社内結婚を望む女性がいるのもしかたのないことです。上場企業や、福利厚生のしっかりしている企業で働く女性は、結婚退職を望まないというのもあります。せっかく入社した会社を、結婚の破談で辞めるなんてもったいないということです。男性はもともと結婚の破談くらいで会社を辞めることはありません。男女平等が浸透すると社内恋愛が難しくなります。

プロフェッショナルのお言葉

好条件の男性との結婚を目指す女性から「仕事場で狩りはやらない」という言葉を聞いたことがあります。自分が働いている会社で結婚相手は探さないということらしいです。

その女性は、もし結婚までこぎつけなかった場合、自分の受けるダメージに耐えられないので、働く会社は、自分のステータスを保つためのもので、仕事以外はやりません。その仕事場ステータスを利用して、社外で結婚相手を見つけるのベターだと力説されました。

私は、この話を聞いたとき、「すばらしい!」、「共感できる」と声に出して言いました。令和の時代「職場に結婚を持ち込むのは厳禁である」、「職場結婚はリスク有り」という言葉を伝えていきたいと思います。

・・・・ちなみに「好条件の男性との結婚を目指す女性」は、大変、お金持ちで名声のある男性と結婚したと聞きました。やはりプロは違いますね。

サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。