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私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。昭和と令和の文化と習慣の違いも書いています。

婚活市場は、今年も大変賑わっています。マッチングアプリも大人気です。ですが、婚活市場に繰り出す前に、花嫁としてのスキルは磨いていますか?昭和の時代には、花嫁修業という言葉がありました。

昭和の花嫁修業

昭和の花嫁修業で代表的なのが、「お茶」と「お花」です。「お茶」とは茶道のことで、抹茶の飲み方、淹れ方、茶室での作法を学びます。「お茶」を学ぶと所作が美しくなると言われています。

「お花」は、「生け花」のことで、花を生けることで、お花の種類や、日本の伝統的な行事などを学びます。生け花には約束事が多く、空間をデザインするスキルが磨かれます。

「お茶」と「お花」は基本で、さらに「着物の着付け」が加わることがあります。「お茶」と「お花」のイベントには、着物が深く関わっています。「お茶会」には、着物での主席がマストの場合があります。「着物」がキチンと着れることは、良い家のお嬢さんという証でした。

料理は、自宅でも練習することができますし、洋裁は、昭和60年代には、既製品を買ったほうが安いという認識で、花嫁修業として学ぶ方は、少なくなりました。

自分の場合はどうだったのか

私は、お茶やお花、着物の着付けを習ったかというと、ぜんぜんやってません。私の姉たちは、お茶やお花を習っていましたが、母は私には、お茶やお花を習うことを強制しませんでした。中学や高校のクラスメイトたちも、高校を卒業した時点で、お茶とお花を習う方はいました。お見合いする時の釣書きに、お茶やお花を習得済みと書いてあると、評価があがりました。

私は、お茶やお花を習っていなくても、結婚できたので、厳密には必要ないスキルなのかもしれません。料理は、なんとか作れました。食い意地がはっていたので、料理はつくれました。着物は冠婚葬祭以外、着たことがありません。着付けも日常生活には必要ないスキルなんです。

令和の花嫁修業

私が考えた令和の花嫁修業は以下のとおりです。

英会話 ・・・働く場所、住む場所が日本国内だけとは限らないからです。
筋トレ・・・・どこでもトレーニングできる知識があれば、健康が保てます。
料理・・・・・自分の食べる物くらいは作れたほうが、心も体も安心します。

特に、「英会話」は、重要です。働く場所が日本だけとは限りません。結婚相手も、世界中にいます。少しでもよいので、英語が話せれば、結婚相手の選択肢が広がります。
かつて、「アンドレア ジャイアント」という203cmも身長がある、大変人気のあるプロレスラーがいました。彼はフランス出身ということで、フランス語しか話しません。タッグを組む相手もフランス語がわかるプロレスラーということになるので、数が限られてきます。タッグ戦では、無名のレスラーと組むので、見せ場の少なく、直ぐに負けてしまいました。英語が少しでも話すことができれば、強くて、華やかなレスラーと組んで、圧勝していたはずです。

仕事でも結婚でも、会話を通じておおきな成果が出せます。令和の花嫁修業で一番大事なことは「英会話」なのです。

「筋トレ」と「料理」は、花婿修行でも必要です。男性陣もがんばって修行して欲しいものです。

私がPCインストラクターをしていた20年前は、花嫁修業に「パソコン操作」を入れるべきだと思っていました。パートや内職に表計算や、ワープロが絶対必要になると感じていたからです。今は、仕事でPCを使う方が増えたので、「パソコン操作」はとくに修行は必要ありません。
独身女性のみなさん、自分磨きでなく、「花嫁修業」して下さい。

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