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私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。

今でこそ、インターネットのおかげで、ウェブ広告や、SNSを使って少額でも広告を打つことができます。昭和の広告のメインはテレビ、新聞、印刷物です。

テレビCMは今でもありますが、そのころは最高にお金をかけたイカス広告でした。地方のテレビ局は、地元の企業のCMを放送していました。

ラジオのCMも同じような広告でした。これは、テレビより安価なので、一般消費者向けの商品は、CMを出しやすかったです。

新聞広告は今では、下火になりましたが、中年から高齢者向けの商品はいまでも新聞広告の影響は大きいです。
私が勤めていた零細企業の商社も元旦に発行される特別版には広告を掲載していました。地元の企業がそろって、新年の挨拶を掲載する特別ページに載せていました。これは、何十年も掲載していたので、年末になると広告代理店の担当者が問い合わせがあり、掲載することが当たり前のようにお願いしていました。(惰性とも言います。)

印刷物の広告で高価が高かったのが、電話帳です。あの拡大鏡がなければよめない小さい文字で電話番号が書かれていたNTTの電話帳です。年をとれば細かい文字を読むのがつらいので、広告が大きく掲載されている会社に問い合わせるのが普通でした。職種によっては、効果の高い広告でした。

私が勤めていた会社でお願いしていた広告は、「花火」のスポンサーです。今年は、花火大会も中止になっていると聞きましたが、花火大会のスポンサーになると花火が上がったあとに企業名を放送します。これも昭和の時代から延々と続いています。しかもテレビや印刷部のように、広告高価が下がってくるような媒体ではありません。今年ころ、花火大会の開催がすくなくなっていますが、今後も続くイベントです。
会社名を地域に広めるには、効果の高い広告だと思います。広告を出したい企業は、「花火大会」にぜひ広告を出してください。

今は、インターネットの広告で会社名もすぐに広まります。SNSを小まめに更新することでも社名や商品を知っていただくことができます。テレビやラジオに頼ることなく、広告が打てるので、中小企業はぜひ利用してほしいと思います。中小企業の事務員さんたちも、マーケティングや広告の勉強して下さい。

サポートしていただけたら、とっても嬉しいです。昭和の文化をとことん、語ってみたいと思います。昭和のOL仕事についてお知りになりたいことがあれば、コメント下さい。noteでお答えいたします。