美容業界、ビューティー産業に対する不信

メイクを身につけるために美容雑誌や美容本を読んでいて毎回怒りを覚えるのは「美容家」と称する輩が語る「肌を甘やかさないように」などの根拠不明の言説である。
頭大丈夫か、と思う。大丈夫ではないだろう。
他にも、「肌断食」など、無意味に体育会系の手法を編み出すところなどには虫唾が走る。
「甘やかす」って一体どういうことやねん、説明してみろ、と言いたい。

美容家のみならず化粧品のカウンターの美容部員などもそうだが、彼らに、化粧品に入っている成分が化学的にどういうものなのか、それが肌にどういう影響を及ぼすのか説明してみろと言っても、絶対できないと思う。無責任。
ビューティー産業というものはコンプレックスを手玉にとって商売をしている産業なのである。幻想を見せて、「その気」にさせるのが仕事。
でも、実際は、塗っても顔立ちは変らない。

このような人々とコミュニケーションを取りたくないので、私は化粧品のカウンターに赴いたことがなく、今後も無縁だと思う。
そもそも、知らない他人に、顔とか体を触られるのが嫌だし。
自分の母親も、母方の祖母も化粧が好きで、お供していったことも何度もあるが、そこでの会話、している事の全てが、私にとっては、時間とエネルギーのムダだと思えるものだった。
私は根拠不明の駄弁を聞かせられながら、自分の顔なんか絶対触られたくない。
化粧品は、カネボウの白斑問題のように実際に被害が出ることがあり得る。自分で信用できる製品かどうか調べて、自衛するしかない。

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