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#錯視

MATLAB で計算幾何学 ~ polyshape() ~ 多角形オブジェクトで一括座標変換

まえがきまたTwitterで面白そうなのを発見! 各ボールは直線移動なのに、放物線を描いて移動しているように見えます。 The balls are going straight. 最初に、MATLAB でのシミュレーション結果を示しておきます。 最初見たときは、 Hyperboloid Shower ~ 直線が曲面を作る ~ MATLABで双曲面アニメーション と同じなのかな?と思いましたが、前のは実際に双曲面を成しているのに対し、こちらは後続につられてそう見える

Christmas Tree Illusion

Motivation 河原先生がツイットされてたのを見てウズウズ。 元動画は削除されてもう見られないようなのですが、回転するクリスマスツリー模様が、意図はしていないのでしょうが回転方向が、時計回り、反時計回り、両方の3パターンに切り替わって見える錯視が起こっていました。 MATLABで作ろう!これはMATLABで作ってみるしかない! 関数としては単なるスパイラルなので、高さ方向に半径を変えながら円を3Dプロットして行けば良さそうだということがすぐ分かります。 回転は、

SimulinkでGIFアニメ保存~サッチャー錯視~ゆっくりシミュレーション?

静止画からアニメーションGIFを作るMATLAB(Simulink)でアニメーションGIF でも一度解説したのですが、アニメーションplotと合わせてちょっと複雑だったので、今回は単純に、静止画像を元にアニメーションGIF化する方法を。 例として、一枚の静止画像を15°ずつ回転させるGIFを作ってみましょう。回転させる部分には、Computer Vision Toolbox が必要です。 右クリック -> モデルコンフィギュレーションパラメータ -> ソルバーの選択 は、

白黒画像がカラーに見える?~カラーイルージョン(色の錯視)を作ろう~色順応とは?

カラーイルージョン今年の10月に立ち上げた、AudiiSion Sound Lab. その会社名の由来は、人の脳の認識の仕組みを利用した新しいデジタルオーディオ信号処理技術を売り物にしようと、聴覚の錯覚(=錯聴 Auditory illusion)を元にした造語です。 それはともかく、今回は聴覚ではなく視覚の錯覚(=錯視 Optical illusion)のお話です。 まずは早速デモ画像をご覧ください。 左が元画像、中央が変な色付き画像で、右が白黒。 下のGIF画像