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1番。

はじめに



僕のバイト先だと1番は休憩を指すんですけれども、皆さんのところはどうでしょうか。時に、『10歳若返る化粧水』なんてものがございますが、9歳の子どもが使ったらどうなってしまうんでしょうかね。
前置きとスカートは短い方がいいといいますからここら辺にいたしまして。

自己紹介


ミラノ風カルボナーラのleftと言います。
モンスターストライクスタジアムというゲームが好きです。
うどんが打てます。
好きな数字は1です。
嫌いな数字は1以外です。


僕のスタジアム年表

僕がスタジアムを始めたきっかけは今池壁ドンズのスピカを見て感動したからです。そりゃもうそうですよ。僕らくらいの歳のスタジアムやってる奴らは8割以上スピカを見てスタジアムを始めているはずです。
それから壁ドンズのファンになり、大会シーンを追って壁ドンズの結果に一喜一憂して、時には大会で出た立ち回りを真似してみたりしてスタジアムを楽しんでました。

長い間、ちょっと真似してみるくらいのエンジョイ勢だったのですが、次第に難しい立ち回りや好きな立ち回りに出会っていくにつれて練習量が増えていき、どんどんスタジアム(←ほぼどんどんススムンガ)にめり込んでいきました。そんな中で1番印象に残っているのがモンストグランプリ2018関西予選CLOCKUPの樹花の立ち回り(4Sleepers⭐︎宮城の卑弥呼2手抜け改良版)。
もちろん卑弥呼の2手抜けでも度肝を抜かれたが、2手抜けを最大限に生かして、配置したまま中ボスを6手目で1手抜けして7手目でボスインするこの立ち回りが大好きだった。
CLOCKUPは惜しくもTA落ちしてしまうのだけれど、幕張のTAでこの立ち回りを使うチームが過半数を超えていて、負けはしたけどカッケェなぁ。って思った。
僕が初めていっぱい目印をつけて完璧にできるようになりたい!って思った編成だと思う。

今となってはこんな付け方笑っちゃうけどね笑

僕が高3の冬に18歳以下だけが出れるモンストジュニアグランプリが開催された。受験だったし(落ちて浪人するんだけどね笑)チームメンバーも集まらなくて出れなかったけど人並みに考察と練習をしてた。
野良対戦で鍵なしでずーっと蒼弾の大盗賊をやっていたら『リオン』とかいう奴が何十連戦も入ってきた。なかなか安定したタイムを出していて、「こいつやるな。」と思ってユーザー名変えて「Twitterやってる?」「交換しようや」ってナンパをした。その後DMでいろんな会話をして、初めてこんなにスタジアムに熱量のある奴と出会えてとても嬉しかったのを覚えてる。あぁ、こんな出会い方をしたんだからこいつと将来全一になるんだろうなぁ。って確信した。
1ヶ月くらい一緒にスタジアムをして仲良くなったと僕は思っていたので「一緒にチーム組んでくれないか。俺と一緒にトロフィーを取りに行こう。」ってプロポーズしたら、「いや、会ったことない見知らぬ人とはチームは組めない」って断られた。なんてバカ真面目な奴なんだ。流石にこのバカを逃しちゃいけねぇと思った。

その後ちゃんと初めて会って組もうねって話した時。
左誰やねん。

2019年は僕は浪人してた。リオンくんは大バカ真面目なので、「浪人に集中してほしい。全一になるのは来年でもいい。」と言われ出場を見送りました。
出場を見送ったことは別に良かったんですけど、肝心の僕の浪人生活はな〜んにも上手くいかず、心の闇を抱えていました。次第に予備校にも行かなくなって、予備校じゃなくて精○科に通ってた。
「もうこの先いいことないのかな〜。○のうかな〜。」
とか思ってた。
そんなお先真っ暗な僕を救ってくれたのがこゆきだった。言わずもがな歴代最高史上最強天上天下唯我独尊立ち回りだった。俺もこの舞台に立ちたいって再度思わせてくれた。
今池スピカを見てスタジアムを始めた少年がススムンガこゆきを見てプロに憧れた。
そっからはもうこゆきに恋して、めちゃくちゃ練習して、ひたすらこゆきとデートして7手とか6手とか5手まで縮めた。いらすとやのペンギンのアイコンで、焔旗の動画しか上げないし、焔旗だけは凄かったから当時“焔旗のペンギン”って裏で呼ばれてたらしい。
こゆきは多分ぴよまるさんよりらせつくんより誰よりも打ってる自信がある。俺が1番こゆきを知ってるし愛している。

リオンは2019-2020プロツアーで獣神亭の監督をやってた。僕が浪人で足踏みしている間にどんどん彼は実力もつけていってなんか置いてかれたような気がしてた。

東京eスポーツフェスタ2020って大会が開催された。僕は浪人してて出れないけれど、リオンは頑張ってきてくれ〜。って言って送り出したら、Sonrisaという別の人と組んだチームで優勝して金フレームを持って帰ってきた。
その時は流石にリオンとチームはもう組めないんだろうなって覚悟した。当時リオンとりにゃとleftでチームを組もうって話をしてて、あと1人探してる最中だった。でも僕は諦めずにリオンを口説いた。「俺には何の実績もないかもしれないけど、熱量だけは誰にも負けない。だから僕たちと一緒に出てくれませんか。」何度もアプローチしてたら僕の方を振り向いてくれて、ミラノ風カルボナーラで出ようと言ってくれた。なんでやねん。何で何にもない僕を選んでくれるんだ。普通やみえる選ぶだろ。やっぱりこいつは大バカだ。こいつを全一にしてやらなきゃいけないとケツイした。

でもモンストグランプリ2020はコロナのせいで無かった。
グランプリはなかったけれど、代わりにキララさん主催の置き物シーズン杯で優勝した。
モンストグランプリ2020優勝したみたいなもんだね。キララさんもそう言ってたし。


モンストグランプリ2021。
去年ちょっとオンライン大会で勝っただけで、どこにも根拠はなかったけど、俺たちが最強だと思ってたし最強になると心に決めていた。九州予選から出ることにした。優勝しか目指さずに。
リーダーは絶対に譲らなかった。俺が1番になりたかったんだもん。リオンのチームって言われたくなかったからとことん目立つことをした。服装からマイクまで全部。もちろんプレイでもちょっと爪痕残したつもり?朱袖の8手目を3回決めたら、「焔旗のペンギンなのに焔旗以外も出来るんだ。火のステージは得意なんだね」って言われた。

九州予選を抜けて、調子に乗りに乗りまくった僕はとしさんとバチバチにトラッシュトークの末、タイマンを貼る約束をして決勝を迎えた。(本当にはしてませんよ!?)
正直、自信しかなかった。僕らが1番仕上がってる自信があった。絶対に。
準決勝のCats戦を制し、プロラインを超えた。
「なんで勝ったのに泣いてんねん!」とマイクで言ったが、本当になんで2人が泣いてるのかが理解不能だった。プロになりたかった気持ちはわかるが、僕らは今日1番になりにきたのに。それ以外目指すところなんてないのに。
プロのCats相手に勝って完全に勢いにも調子にも乗って、今日はミラノの日だ。って確信してた。というかグランプリ見てたほぼ全員がミラノが勝つって思ってただろうなってくらいに勢いがあったと思う。

決勝戦、因縁のGV。
決勝一本目、準決勝とは違うルートで島津の配置を決めて、完璧な勝ち方。
優勝を確信した。メンバーもそうだったと思う。そこで油断したね。その後あっさり2連敗で2位。プロの洗礼を受け、強さを知った。
Twitter(現 X)のプロフィールに
モンストグランプリ2021 決勝大会 敗退と記した。
1番以外何も意味はない。

2021プロリーグ。負けた獣神亭に。世界一強い。何も言うことない。

2022。プロにもなり正真正銘優勝候補としてモンストグランプリに出た。
去年と同じく九州予選。
立ち回りを丸パクりした。勝つために手段を選ばなかった。プロとしてのプライドを持って、ミラノ風としてのプライドを捨てた。勝ちにこだわって、3本決めることを優先した。それがこのゲームでミラノが勝つための勝ち方だと思ったから。ボロクソ言われて悔しかったけどね。勝つためにやってるから仕方ない。

決勝。
正直2021より自信が無かった。輝問だけちょっとだけ自信があったくらい。このチームメンバーで優勝できる気がして無かった。キララさんには話したけど、2%くらいしか優勝できないと思ってた。だってきまくりとMTTが仕上がりすぎてて強すぎた。でも僕は自分と2人を信じて精一杯やった。そしたらなんかヒメジが爆速でハマって、ラーがハマって(なんか余計なのが邪魔してたけど)、最後に風雷がハマって優勝してた。最高に気持ちが良かった。人生で初めて1番になれたから。2年かかったけどね。

この大会で運の良さって大事なんだなって強く感じた。正直強いチームはいっぱいいる。最大限の努力をして、優勝できる最低ラインまでは実力をつけて、後は当日の運を持ってる奴が勝つ。(いい意味でも悪い意味でも運ゲーだね)

2022プロツアー。最強だと思えるメンバーで出場した。FINALに2位で進出。初戦で去年ずっと負け続けたチームにやっと勝てて、ずっと憧れだったチームに最後勝った。嬉しかった。超全一。MVPも2冠。
僕はこのゲームの女神様に愛されてるんだろうなぁと思った。最後いつも1番大事なところで僕に回ってくるもん。まあ決めてる僕が偉いんですけどね!

2022は最高の年だった。モンストグランプリ・モンストプロツアー 計16戦14勝2敗。勝率.875 正真正銘最強になれたと思う。最強のチームメンバーのおかげだね。
いつかのスペースで「leftくんはすごい自信があるみたいだけど、勝率どのくらいまでいけると思ってるの?」と聞かれた時に「10割は無理だと思いますけど、9割はいけると思ってます」と返した。「壁ドンズ1強時代でも勝率8-9割とかだったのに、他にもみんな強いチームいるこの時代ですごい自信だね」と言われたのを覚えてる。9割には届かなかったけれど8-9割は達成した。
ということは、ミラノ風1強時代を作ったと言っても過言ではない。過言ではないよね?


根拠のある自信ない自信


僕の周りのお友達は根拠のある自信という言葉が好きだ。めちゃくちゃ練習して、穴がないように詰め切って、その練習量努力時間を自信に変えて“根拠のある”自信にする。素晴らしいと思う。

でも僕は根拠のない自信。も好きだ。僕は根拠のない自信をずっと持ってきた。
前半にも書いたけど、僕はずーーーっと1番になりたかったし、自分たちが1番強いって信じ続けてた。お酒に飲まれたらモンストで最強になるから見ててくれ!って友達に100回くらい言い続けた。そんな戯言を信じ続けてくれたのがチームメンバーと大馬鹿な友達1人(グランプリとプロツアーの僕の髪型を任せている人)
2021の予選を抜けて決勝大会に上がる前から、エントリーする前から、優勝する。俺たちが1番強い。って言い続けてた。何の根拠もないのに。そういう気持ちも大事だよね。
まあ今は技術も実績もつけて根拠のありすぎる自信になっちゃったんだけど(笑)

終わりに

僕はこのゲームが大好きだし、このゲームを誰よりも触ってるし練習してる(本当はそうじゃないかもだけど、その気持ちでいる)
最高のチームメンバーを勝たせなきゃいけないから、僕は最強のリーダーとして今年も最強のチーム、ミラノ風カルボナーラを優勝に導く。根拠のない自信と根拠のある自信両方持って。


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