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【段位別】次のステップに進むためのおすすめの練習曲【九段合格編】

はじめに

こんにちは、さとうと申します。
 今回の記事も、前回の記事に引き続いて、現在八段の方が、次のステップに進むためのおすすめの練習曲、練習方法を紹介していければと思います。
 この記事は、「現在八段で、九段を目指している方々」に向けたものとなっています。ご了承ください。

1.目標の把握

まず、IIDX30の九段の課題曲を確認しましょう

  1. Burning Flame (another 11) 165bpm

  2. nostos (another 11) 86~144bpm

  3. & Intelligence (another 11) 160bpm

  4. Todestrieb (another 12) 185bpm

 この段位は、レベル11、12の曲で構成されています。遂にlevel12を段位認定でプレーする段階まで来ましたね。勿論全てanother譜面です。あとBurning Flame神
 3曲目まではlevel11とはいえ、どれもテクニカルな譜面ですので、様々なスキルを新たに身に着ける必要がありそうです。そしてなんといっても、level12と戦うための地力ですね。

 九段合格は、level11の大半を楽しく遊ぶことができ、level12に挑戦するための基礎力が身に付いたということを意味するものだと思っています。
 まじでここからめっちゃビートマニア楽しいです。やばい

2.現状の把握

 八段に合格できた方は、3~4個の同時押しが混ざった16分乱打や、隣接した配置を含んだ、様々な種類の同時押しに関しては問題なく捌けると思います。癖のないanother譜面でよく見る配置ですね。

 ここで、九段の課題曲を再度確認してみると、1~3曲目はlevel11であるにしろ、皿複合や連皿、ソフランなど対策しなくてはいけない項目が結構あります。
 1、3曲目に関しては、皿複合だけでなく、スクラッチのノーツを16分以上の速さで回さなくてはいけない部分があり、一緒に配置されている鍵盤のノーツとの絡み方も非常に厄介です。七段にあったFlash Back 90'sのように、曲中に、3,4枚程度の連皿が1,2か所程度しかなければまだ誤魔化しは利いたのかもしれませんが、このレベルになってくるとそうもいきません。

まっかっか
24分皿なんて聞いてないよ

 3曲目のnostosは、ソフランこそしますが、密度のあまり高くないイントロとアウトロがゆったりとしていて、中盤で微妙に速度が変化するだけですので、ソフランのせいでゲージが大幅に削られてしまうというようなことはなく、実はそこまで対策に力を入れる必要がありません。最高速になった時にいつも通りの見え方になるように、最高速に緑数字を合わせておくと曲を通して安心してプレーできるといったくらいでしょうか。
 それよりも、曲が盛り上がってきた辺りから定期的に配置されている、2~5個の縦連打がゲージを維持するうえで一番の壁になると言っても過言ではないでしょう。144bpmの縦連打はそこまで速くないにしても、3~5個となれば話は変わってきます。特に、66~67小節に配置されている譜面は、16分のリズムで別の鍵盤を縦連打で押さなくてはいけなく、そういった譜面を認識する力も必要になりそうです。この配置のことを縦連打複合と呼ぶことにします。

あ
nostosの縦連打集
つよそう

 さて、4曲目は、level12のTodestriebです。bpmは185、1曲で1733notesと、そもそもの譜面の配置も複雑ですし、テンポも速いため、更に認識力を強化する必要がありそうです。
 改めてTodestriebの譜面を見てみると、2~4個の同時押し平均して3つの同時押しが混ざった高密度の16分乱打3本同時に配置されているチャージノートなど、どの要素も一筋縄ではいかなそうです。チャージも舐めてかかるとゴリゴリ削られる

どうすりゃええねん

 隣接した配置を含んだ同時押しはもちろん、それらを含んだ16分乱打も当然のように配置されています。これまで触れてきたlevel11までの正規譜面ではあまり練習することのできない形をした譜面になっています。手強い

3.課題設定

 さて、九段の課題曲とその譜面傾向を確認したわけですが、必要な項目を整理すると

  1. 皿複合や、16分以上の間隔で配置された譜面を捌けるようにする

  2. 2~5個の純粋な縦連打や、縦連打複合が配置された譜面を捌けるようにする

  3. 16分間隔主体で配置されているノーツの中に、ほぼ常に2~4つの同時押しが配置されている譜面を認識できるようにする

といった課題が挙がります。この3つの課題を達成するために、練習に使うと効果的な曲の例は

  • Red. by Full Metal Jacket (hyper 10) 158bpm (1)

  • BLACK.by X-Cross Fade (hyper 10) 163bpm (1)

  • Uh-Oh (another 11) 175bpm (1)

  • LUV CAN SAVE U (leggendaria 10) 140bpm (2,3)

  • 量子の海のリントヴルム (another 11) 280bpm (2)

  • SPACE FIGHT (another 11) 139bpm (2)

  • Bow shock!! (another 11) 165bpm (1,3)

  • Welcome (another 11) 170bpm (1,3)

  • Elektrick U-Phoria (another 11) 180bpm (1,3)

  • quasar (another 11) 155bpm (3)

  • 千年ノ理 (another 12) 153bpm (1,3)

  • 紅牡丹 (another 12) 181bpm (1,3)

などが挙げられます。前回までの記事とは違い、ランダムオプションを使用する前提での列挙となります。ランダムを使用した際、ほぼすべての曲が、項目3の練習曲として機能します。
 各要素を練習できる曲は他にもたくさんあると思いますので、ぜひ探してみてください。

 八段の皆さんには、level12の曲はだいぶ重たいかもしれませんが、クリアを強要しているというわけではありません。段位認定は、ゲージを絶やさないようにプレーする形式ですので、通常のプレーでも、クリアランプの更新を気にしすぎず、特にゲージの推移を意識しながら練習してみてください。4%以上残ってれば勝ち
 八段の皆さんが無事九段に合格して、level12にチャレンジする面白さを味わうことができるよう、応援しています。

おわりに

 今回の記事で、九段を目指すにあたって、少しでも参考になった部分があれば幸いです。九段に合格したら、次はいよいよすべての曲がlevel12で構成された十段です。
 また次回以降の記事でお会いしましょう。またね


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