2歳のバイリンガル⑪

では、アユンのはじめての言葉はなんだったのか?
赤ちゃんの言葉は普通、7~8ヶ月ぐらいになると、 「あー」からの母音の音に少しずつ子音の音が加わっていき、意味のある単語につながっていきます。
なので、「うちの子はママを先に言った」、「マンマを先に言った」なんていうママたちのお話を、よく耳にしますよね。
なのですが、アユンが真っ先に言った言葉は、「ママ」でも「マンマ」でもなく、なんと韓国語の「아이구 」(アイグ)だったのです。
一歳になる少し前、アユンが「アイグ」と初めて言った時、「えっ❢今なんて言った??」「もしかしてアイグって言った?違うよね??」いえいえ「アイグ」って言ったのです。本当にビックリして、みんなで大笑いしました。
なぜビックリで大笑いなのかというと、「アイグ」は韓国語の感嘆詞でびっくりした時 、悲しいとき、嬉しい時、怒った時などの様々な場面で使われる言葉なんです。韓国では、子供も使いますが、もっと大きくなって自分の感情を表現できるようになって使うことが多い感嘆詞だからです。
ドラマなどでも本当によく出てくるので、皆さんも何度も耳にしたことがあるのではと思います。そのくらい韓国語の感情表現では欠かせない言葉なんです(ぜひ、確認して見てくださいね(笑))。
アユンが何故、この言葉を一番に使ったのか、じっくり考えてみました。

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