2歳のバイリンガル⑬
アユンには「母語を韓国語に」と思い、赤ちゃんの時から(お腹の中でも!)ずっと韓国語で話しかけていましたが、アユンが1歳半になった頃からは、英語も少しずつ発するようになりました。
赤ちゃんは言葉を覚える時、やはり耳から覚える、つまりリスニングなんですね。1歳の赤ちゃんは、韓国語でも英語でも、スペルを知っているわけでもなく、もちろん文法も知らないです。
しかし、文字が読めなくても、聞こえる音をそのまま真似して覚えている。
大人は、大人になって外国語を覚えるとき、韓国語でも英語でも、スペルを気にして、聞こえた単語でも『間違ってないかな?』『スペルはどうなんだろうか?』『文法的にはどうなんだろう?』などと色々なことを考えて話す場合が多いです。なので、思ったことをすぐに話せない、なかなか上達しない、ということが起こりますよね。
アユンは1歳半の頃に、英語の歌を最初から最後まで歌いだしました。"Twinkle twinkle little star(きらきら星)"や"Rain rain go away"、"ABC song(ABCの歌)"などです。
もちろん、発音は全部正確だとは言えません。でも、本人は聞いたとおりにそのまま堂々と歌っているのです。
アユンはこの頃はまだ、韓国語の単語を少し話せるぐらいだったのですが、なぜ英語の歌はこんなに長く歌えたのでしょうか?
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