2歳のバイリンガル⑥
なぜ私が生まれたばかりの孫にこのような話かけをしたかたと言うと高麗大学で学んだ時の幼児教育の授業で次のようなことを勉強し、これだ!これは実践しないともったいないと思ったからです。
乳幼児の言葉の知覚についてですが、
3ヶ月の赤ちゃんを実験してみたところ無意味な音には反応しなくて人間の多様な言葉には反応します。
幼児の音の知覚能力は 早くから発達していて母国語ではない音声的な差を探知して生後2週間から2ヶ月の幼児は母国語だけではなく他の言語も全部、言語音の差を知覚するそうです。
その後10ヶ月から12ヶ月 からは母国語に使用される 言葉の音に慣れてくると非母国語の音を区別する能力は減少していきます。
このような研究によって、英語も早くから音として入力した方が自然に覚えられと言われているんでしょうね。 韓国語を学ぶこととも関連しますが、実験で韓国の6ヶ月から15ヶ月の赤ちゃんの頭に電極を連結して行なった実験で、発音のRAと L A を聞かせて脳波を観察したところ 6ヶ月の赤ちゃんは R と L の発音をはっきりと区別するが15ヶ月の赤ちゃんはR とL は似たように処理をしました。
この意味は最初の脳は言語の音を区分することができるが、その後、赤ちゃんが置かれている言語などの環境によって必要な音だけを区分して再整備されると思われます。
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