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東京人よ!「都心=東京都心」ではない!

タイトルの通り、東京都心のことを「都心」と表現されるとイラっとします。

ということで、この記事では「都心」について書いていこうと思います。

※本記事での「東京人」「東京の人」は、東京とその周辺に住む人のことを指します。


ぼく的な「都心」の意味

個人的には、都心とは「都市の中心」のことだと思っています。
なので大阪の中心だろうと、名古屋の中心だろうと「都心」なのです。

でもマスコミや東京の人(※)は、東京都心のことを「都心」と言いますよね。
東京の近くにも「さいたま新都心」や「幕張新都心」があるのに。

ここに認識の違い(というか傲慢?)を感じて、イラっとするわけです。

辞書的な「都心」の意味

では、辞書にはどう書いてあるのか。

と‐しん【都心】

大都会の中心部。特に、東京都の中心部。

デジタル大辞泉|小学館

あれ?おかしい……
東京の人(※)の認識であってる?

でも辞書って出版社が東京にあるから、言葉の定義も「東京仕様」になるのでは?
あくまでも「東京では、東京の中心部を指して都心という」ってことです。

なんだか辞書で調べても、パッとしませんね。

結論:「都心」の意味は地域によって違うが……

無理やり結論です。
「都心」の意味は地域によって違う、と結論づければ解決ですね。

「都心は都市の中心のこと」だけど、「東京周辺では、東京の中心のことを都心と呼ぶ」ってことでOK。

そして出版社やマスコミは主に東京を拠点にしているので、東京での認識が全国共通のもののように扱ってしまう。

だから東京の人(※)は「東京の人(※)の感覚=全国共通の感覚」と勘違いしてしまうんでしょうね。
本やYouTubeでよく見かけるように、「東京の地理は全国民が知っている」と勘違いしている人も多いですから。

地方民からすると、勘違いもいいところですけど。
東京は日本の中心だから、仕方がないのかな。

ということで、言語化したらスッキリしてきたので、この記事は終わりにします。

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