ここ一ヶ月で自分と周りの身に起こったレイオフとReorgの話


はじめまして、Kotaと申します。Noteへの投稿は初めてですが、簡単に自己紹介をすると。

2021年8月にアイルランドに移住し、現在はアメリカ本社のいわゆるビッグテック企業でソフトウェアエンジニアとして勤務しています。現職は2社目で、社会人6年目となります。

海外の企業で働いているというと、社員がクビになることは日常茶飯事というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。実際ニュースであるように、アメリカではレイオフはよく起こります。しかし、アイルランドでは日本よりも厳しい解雇規制があるため、昨今のレイオフのトレンドにもかかわらず、私はなんとか会社にしがみついています。
しかしながら、弊社はグローバル企業である以上、アメリカのチームと一緒に働くことも多く、昨日まで一緒に仕事していた人が突然いなくなるという話はよくあるそうです。弊社でも昨年一度大きなレイオフがありましたが、自分のチームは影響を受けず、どこか他人事のように感じていました。
ところが、ここ約一ヶ月半の間に、その波が自分の身にまで押し寄せてきたのです。


レイオフ襲来

1月上旬、日本への一時帰国から戻ってきて間もない頃、私のチームにレイオフの波が押し寄せました。
私たちのチームは、アメリカとダブリンの2拠点で構成されており、アメリカ在住のメンバーと協力しながらプロダクト開発を進めていました。しかしある日突然、アメリカ側のメンバー全員と連絡が取れなくなりました。
個人のステータスを確認すると、全員5月末まで休暇を取得していることになっていましたが、その後チームのリーダーからレイオフのアナウンスがありました。
N人で運営していたプロジェクトが、突然約N/2人体制になったにもかかわらず、プロダクトのステークホルダー数は変わらず、仕事の量は2倍に増加しました。最初の週は、午前1時まで仕事をすることが当たり前になりました。

プロダクト体制の移行

プロジェクトの進行を担っていたプロマネもレイオフの対象となり、急遽アメリカの親戚のチームの別の人がプロジェクトを引き継ぐことになりました。しかし、新しいプロマネは業務に慣れておらず、ダブリン側のメンバーが独断で意思決定を行うことが増えました。
プロダクトの特性上、月の初旬は業務量が多くなりますが、2月初旬には炎上騒ぎが発生し、チームは疲弊しきっていました。それでも、なんとか乗り越えて「来月以降は楽になるだろう」という雰囲気が漂っていました。

突然のReorg

2月初旬の炎上騒ぎを乗り越え、プロダクトも通常体制に戻りつつありました。しかし、落ち着いたのもつかの間、突然マネージャーから「Team updates (Don't panic)」という謎のカレンダー招待が届きました。
嫌な予感を抱きながら参加してみると、なんとダブリンチーム全員が現在のプロジェクトから外され、別のプロジェクトにアサインされるという衝撃的な発表がありました。しかも、移行は2週間後という強行スケジュール。チームは一気に混乱に陥りました。
現在のプロダクトはインド拠点に移管されることになったようです。
その後も、ステークホルダーへの対応を怠ることなく、プロダクトの引き継ぎ資料を作成し、通常業務を続けながら、新プロジェクトのハンズオン研修を受けるというハードな日々が始まりました。

Reorgおかわり

チーム全体が混乱に陥ってから1週間後、今週のことです。さらなるアナウンスがありました。
当初はダブリンチーム全員が一緒に移籍する予定でしたが、計画変更によりチームは二分割され、自分は当初とは別のプロダクトに移行することになったのです。1週間かけて受けたハンズオン研修は、すべて無駄になってしまいました。もうカオスです。



まとめると
アメリカチームクビにしたよ→プロダクトをインドへ移行するよ→ダブリンのチームは別のプロダクトをやってね→やっぱりダブリンのチームに分割するよ。

とのことです。ここ1ヶ月で社会人生活6年弱で体験した組織変更やらチーム変更やらを一気に経験してしまって頭が追いついていないのですが、今後どうなるんですかね。




ちなみにこの文章プロットだけを渡して95%くらいChatGPTに書いてもらいました。便利ですね。

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