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5000ルーメンはどのくらい明るいのか?

レッドレンザー製品の中で一番明るい(最大光束の数値が大きい)ライトは5000ルーメンの光で800メートル先まで照らします。
一般的に手元を照らすなら200ルーメンで十分と言われていますので、単純計算で、その25倍の光束ということになります。
これはどのくらい明るいのか?想像がつかないので試してみました。

光束(単位:ルーメン)とは?

光源からある方向に放射されたすべての光の明るさを表す、人間の眼に光と感じる物理量をいいます。単位はlm(ルーメン)。

使った製品はこちら

今回使ったのはX21R。レッドレンザーのフラッグシップモデルです。

実力を体感

屋外だと周囲の迷惑になりそうでしたので、屋内で試してみました。屋外ならカバー画像のような光線を見られるのですが、東京では難しいですね。

さて、照らす場所はオフィスの廊下。この廊下の長さはおおよそ12メートルです。車道であれば約3車線分です。

いざ、5000ルーメンで照らしてみます!

←左:点灯前  点灯後:右→
眩しい!!

廊下の突き当りの白い壁に光が反射したこともあり、眩しかったです。やはり屋内ではオーバースペックの模様。外で使う場合も周囲に気を付けなくてはいけないレベルです。
5000ルーメンは桁違いに強い光でした。屋内でよかった。

実は数値だけじゃ分からない

さて、先ほどの写真、照射面が丸くなっていることにお気付きでしょうか。
実はこれ、けっこう大きな特徴なんです。
ライトに搭載された7個のLED光源を1本の光線にする、そこに知恵と技術が使われています。拡散されてしまって全体的に暗くなったり、光が当たる場所のバランスが悪かったりすると、照らし出したいものをきちんと照らせないことがあります。ライトの光は光束の数値だけでは分からないのです。

今、世界一の光束を誇るライトが気になる

ところで、2023年2月現在で世界一の光束を誇るライトは何なのか気になったので調べてみました。
ネット情報なのですが、IMALENT(イマレント)MS18がそのようです。
10万ルーメン、最大照射範囲は1km以上。

こちらは軍用として開発されたもかもしれません。夜の闇を払う、まさに太陽のような存在だとか。さすがに試すことはできませんでしたが、使ってみた動画などがオンライン上にいくつかありましたのでご興味のある方は検索してみてください。

結論:ライトは明るければいいわけでもなさそう

ライトは明るいほどいい、と思いがちですが、実際に強力なライトを使ってみて「明るすぎる」という感想をもちました。ライトに関しては大は小を兼ねないので、必要な明るさで、必要な光を届けてくれるライトを是非ともお選びください。

個人的にはKIDCAMPの眩しくない、優しい光が好きです。パーティーモードだけが難点。でも家では専らこのライトを使っています。