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流れ出たらアジア 日朝韓 煮込み系スピトーク 「私達たちはとっくに同じスープの中で溶け合っている」

with Leciel, Hyunhwa & アイビー茜

僕とヒョンファさんが毎週木曜の午後5時から開いている、クラブハウスのルームに アイビー茜さんが遊びにきてくれたのをきっかけに、ヒョンファとアイビーさんがどちらも朝鮮半島にルーツを持つことがわかり、これは話がはずみそうだと予感して、この企画を立ててみた。


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この企画を思いついたのはツイッターからながれてきた武蔵野美術大学と隣接する朝鮮大学の間の壁に橋をかけたという美術プロジェクトの記事からだった。

在日という言葉をつかってしまうと、今、問題になっている入管法改悪のこと。

昨年、在日朝鮮半島人の四代に渡る歴史を大河ドラマふうに描いてアメリカでベストセラーになった小説 Min ZIN LEE氏のパチンコのこと。

これらの素材を枕に、たまたま邂逅した在日三世四世の二人にいろいろ聞いてみたと思ったのだった。

4月22日(木) 17時からが本番なので、そこで繰り広げられる会話について、ダイジェストをのちほど報告したいとはおもっているけれど、とても、有意義な時間になりそうなので、ここでご紹介したい。

僕は左翼系の和光大学の出身だったので学生時代から周りに在日で本名を名乗っている友人が普通にいた。そして、今は、ルーツが済州島という韓国内でも特殊なある意味で、韓国人からも差別虐待の歴史がある土地が祖先の出身であるヒョンファさんと親しくしている。ツイッターを通じて、僕が出演している原宿の占い館:タリムと縁があったアイビー茜さんと知り合うことができた。

ルーツについて、SNSでも公開している二人だが、韓国系、朝鮮系の友達など一人もいないはず、と思っているあなたにも、通名で日本名を名乗っている誰かが、思わぬ近いところにいても全く不思議ではない。

一応、在日韓国人・朝鮮人は45万人ということになっているけれど、祖父祖母の代で帰化した朝鮮半島のルーツと関係した日本人を含めるともう、その数は把握できないし、それも意味がないことだろう。

国籍や民族に関するアイデンティティーについて、「僕は気にしない」という感じで暮らしてきた、ルシエルにとって、朝鮮半島と日本の関係について初めて考える切っ掛けをあたえてくれたのが、先にあげた Min Zin Lee 氏の小説、パチンコだった。

パチンコ屋の経営者に韓国人が多いとは聞いていたし、中学の同級生の自宅の家業がパチンコ屋だったのもしっていた。でも、僕には「なぜ?」ととう問題意識は全くなかったのだが、この小説と出会って、これは失礼ではあるけれど、とても面白いと思ってしまったのである。関係ないと思っていた人間を引きずり込む力が、小説のちからであり、武蔵野美術大学と朝鮮大学の学生の交流からはじまった、現代美術プロジェクトの力である。

連続テレビドラマ「おしん」を彷彿とさせる「パチンコ」のスケールの大きな人間ドラマ。隣の他人でしか過ぎなかった大学生通しの若者だからできる自然な交流と問題意識。

これらに刺激されて、僕らも社会派占い師、スピリチュアルワーカーとして、何を感じるか、何が飛び出すか考えてみたいと思う。

東アジアの問題を考えるにあたって、タイトルはPUFFYのヒット曲「アジアの純真」から頂いた。

このPV。Ami Yumi に加えて、3人目の謎のメンバー Emi ちゃんが登場しているけれど、韓国系 朝鮮系にフォーカスした今回の対談における、僕の位置がEmiちゃんなのか。あるいはその他、中国を始めとするたくさんのアジアの国々、難民や移民、そして、在日日本人である僕らのことにも重なってくるように思う。20世紀はヨーロッパが歴史の中心だったけれど、21世紀の歴史の中心は間違いなく東アジアになるだろう。

東アジアの未来こそ、人類の未来だといっても過言ではない。

この企画は、クラブハウス内クラブ「星と人類と僕らの話」のコアになるテーマになるだろう。

とにかく、やってみますので、

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