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風花雪月無双ネタバレ有り感想前半(評価パート編)

 風花雪月無双赤焔、青燐、黄燎それぞれのルートを灰色の悪魔討伐、仲間ルート共に一周したので完走した感想を書いていきたいと思います。

◯評価ポイント

・圧倒的ボリューム感

 原作『風花雪月』に負けず劣らずのボリュームで学級別の3ルートだけでなくその中でも分岐が起こると言う圧倒的ボリューム感でありつつ、どのルートも薄味ではないのが流石FEだなぁと思わされました!

3ルートで大体100時間ちょっとです(それぞれのレトレス分岐回収だと+20時間くらい)

・初心者にも優しい操作感

 無双シリーズ初心者でアクションものも苦手なためプレイ出来るか正直不安だったのですが主人公、エーデルガルト、ディミトリ、ローレンツ辺りが強かったので雑にプレイしていてもノーマルなら十分クリア出来る難易度だと思います。ただ魔法キャラが使いにくいような気はしました

・個性溢れる新キャラクター

 『風花雪月』本編で存在だけは言及されるも結局プレイアブルになることはおろか姿さえ見せなかったベルグリーズ伯やホルスト卿が満を辞して登場!その他にも生徒たちの父親たちが大人としてしっかりと活躍している場面も多くて個人的に胸熱でした!

武勇を誇るベルグリーズ伯と小言を言いつつそのサポートをするへヴリング伯。カスパルとリン君もいずれこうなるんだろうなぁ…
シルヴァン父の辺境伯。ロドリグとランベールとの盟友であり国を守るために最後の出陣に赴く悲壮の覚悟が…
ナデルとちゃっかり義兄弟の盃を交わすホルスト兄様。ヒルダ大好きっぷりはぜひ支援会話で

・動かせるユニット1人1人が将であるということをより意識させるシステム

 これはFEの原作にはない感覚で個人的にはFE本編でのユニットはどうしても一兵卒というイメージがシステム上強い印象でした。その点無双では敵将として他の学級の生徒が現れたり拠点会話でも将軍としての扱いを受けているなどの発言があったり普段のFEよりもより軍を率いているというイメージがあったのが新鮮でした!

・一時的とはいえ不倶戴天の敵との共闘関係

 これはどのルートでも起こるのですが灰色の悪魔を仲間にしている場合主人公+級長3人組がザラスの闇に飲まれるのですがそこでの共闘が熱い!血の同窓会じゃなく3人の指導者がそれぞれ腹のうちを立場を忘れて話し合うのが正史時空では絶対起こり得ない出来事なのでスピンオフならではって感じがしてよかったです。

ザラスの闇からの帰還後の一幕

・キャラクターたちの領主としての一面の掘り下げ

 『風花雪月』正史ではプレイヤーの操作が戦争開始から5年後ということもあり各国の国内情勢に関して触れられることは少なかったのですが、無双では開戦直後から操作することもあり各国とも国内が結構ゴタついています。特に王国のスレンと接するゴーティエ辺境伯の苦悩や、帝国と接する地理的要因故に同盟領でありながら難しい舵取りを迫られるグロスタール伯など正史では見られなかった領主としての一面も強く見受けられます。

◯結局買うべきなの?

 『風花雪月』のファンディスクとしてはよく出来ていますし、本編が好きな人なら買って損はない作品だと個人的に思います。モニカちゃんはエデ大好きっ子で可愛いしそれだけで買ってよかったなって思いました(チョロい)

 前半評価パートはこれくらいにして後半では各章の感想、不満に思った点等を書いていきたいと思います。お読み頂きありがとうございました。

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