英単語、熟語の効率的な暗記

こんにちは、ゆーきです。

具体的な勉強の方法に関する記事に移行したいかなと思います。

京大英語の概観等含め、勉強法以外の記事は、挟み挟みであげていきたいと思います。2日に1回のペースで記事を上げることができていけたらなと思います。

今回は東大以前の問題として、英語一般についてです。

英語の苦手な方が多く躓くのは、単語、熟語の暗記ではないでしょうか。

確かに、英語のすべての基礎でありながら、どう効率的に覚えたら良いのかと悩むものです。

まず、よく知られているエビングハウスの忘却曲線を思い出してみてください。
忘却曲線によると、何かを覚えようとしてから1日で70%前後は忘れてしまうと言います。もちろん、人によって違いますし、年齢によって異なると思います。

ただ、分かることは、集中して、1、2時間かけて英単語、熟語を覚えようとしても、残念ながら1日後にはほとんど忘れてしまうことです。
では、どうやってこれを防げばいいのでしょうか。

結論から言うと、分割して、毎日一回単語帳等を見れば良いのです。

例えば、100個の単語を覚えようとした時、1日目に時間(1時間)をかけて見て、しばらく放置して、最後の日に確認のつもりで見たとします。この時、2日目には30単語しか覚えておらず、曲線はさらに記憶は薄れていくことを示していますが、ここでは、30個を最後の日まで覚えたままとします。最終日に残りの70個を記憶した場合(1時間)、次の日に覚えているのは、3割で21個。よって、1週間で51単語、約半分しか覚えられないのです。
では、毎日見たとしましょう。1日あたり20個15分としましょう。1日で記憶に定着するのは6個です。先ほどと同様の仮定(記憶は1週間定着するものとする)を立てれば、5日で30個しか覚えません。残りの二日は、もう一度100個見る(20分ずつ)と、覚えてない70個のうち、21個を覚え、さらに49個のうちの3割15個覚えられます。合計で66個覚えたことになります。

様々な仮定に基づいてしまっていますが、伝えたいのは、毎日見た方が効率がいいということです。かかった時間もいずれも、およそ2時間です。それに、前者では一つの単語を見た回数は2回、後者は3回です。この見た回数の差からも、毎日見た方が覚えれそうだなと思います。

単語、熟語は一回の暗記時間をなるべく減らし、回数を増やすことが最重要です。

そのため、通学のバスや電車は決まった時間勉強できるので、単語、熟語暗記には最適なのではないでしょうか。

次に、覚え方です。

単語カードを作ったり、何回か書いて覚える人がいますね。これは書く時間が生じます。1単語これをする時間があれば、2単語は見れます。
そう考えると、書くよりは見る方が、多くの単語に触れることができます。
なるべく短い時間で、回数を増やす基本に基づけば、書いて覚えるというのは、あまりオススメできません。

よく言われる五感で覚えるのは、重要なので、聴覚にも頼って、発音しながら覚えるのは有効だとは思います。通学中はできないですが。

最後に通学途中以外で、覚えるのに適した時間は、寝る前です。

脳は寝ている間に記憶を整理します。直前に覚えた新鮮な記憶は、整理されやすいです。
実際に、私も、寝る前に覚えていましたが、想像以上の効果です。
やってみる価値はあると思います。

英単語、熟語は英語勉強の本当に基礎なので、しっかり対策しましょう。

相談等ありましたら、サイトの方をご覧になり、メールでご連絡ください。

対応いたします。