しゃん

社会人学生。教育系。学びや気づきについて書いていきます。

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記事一覧

主体的に受動的になる

「このことについて、意見はありますか?」 「この中で、どれが良いと思いますか?」 学校に限らず、よく問われることです。 こう思ったことはありませんか? 『いや、…

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3年前
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教師は裏切られてなんぼ

新人時代に先輩から言われた言葉が思い出されます。 教師は裏切られてなんぼ。 これをもっとまろやかに言い換えれば、「教師は頑張っても上手くいかないときがある」とか…

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3年前
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運が悪い人の特徴

ここ数年で「この人、運が悪そうだな・・・」というのを感じるようになってきた。 運に科学的な根拠があるわけではない。根拠があったところで「あなたは運が悪いですよ」…

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3年前

あなたも何かの多数派にいる

「私は変わっている」と言うけど、 実際に変わっている人をほぼ見たことがありません。 変わっている≒少数派 ってことだと思います。 少数派とはなんでしょうか。 よ…

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3年前
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未処理の感情

「未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する」という本をご存知ですか? 認定心理士でもある、城ノ石ゆかりさんが書かれた本です。 タイトルにハッとさせられる方も…

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3年前

「指導の矛盾」を受けとめる

率先垂範を大事にしていた時期がありました。 「子どもに言っていることは、自分も行う」ことを徹底していた時期がありました。 これは、ある部分では合っていたし、ある…

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3年前
1

教員が先導することについて

学習者中心の教育が言われていますが、教員の先導が必要な場面は多々あると考えます。 その理由について、今思いついたことを以下に列挙します。 ・学習者中心の授業が仮…

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3年前
3

「やりたいことがある」と言う人は、すでにやれているかもしれないという話

夢を語る人が好きです。 周りにたくさんそういう人がいます。 夢を語る人のタイプは大抵2つに分けられます。 生き生きしているか、怒っているかです。 前者に関しては…

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3年前
1

スクロール早口言葉

前に読んだ本を読み返したら、 「スクロール早口言葉」と走り書きのメモ。 私にもよく分かりません。

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3年前

宿題を改良したい

教育現場に出るとき、宿題を改良したい思っています。 私が変えたいのは以下の点です。 ①一人だけで完結しない ②学びをメタ認知する ①については、宿題に共同の要素…

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3年前

行動を宣言する

藤井聡太さんのニュースから、にわか将棋ファンになりました笑 ここ二日間、将棋ゲームばっかりやってます。 これじゃまずい…! また、普通の日常に戻っていきます。 …

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3年前

バックボーン思考法

基本的に、私は人を嫌いになりません。 それには色んなコツがあるのですが、 その一つ、 【バックボーン思考法】を 今日はご紹介します。 例えば、Aさんから「えっ…?」…

しゃん
3年前

120年前の「学校調査」の話

近代以前、日本の教室は今の「教室」の認識とは全く違いました。 机、椅子というものがなかったのです。 それが、1972年の学制を境に変わっていくのです。 西洋の学校建…

しゃん
3年前

手段と目的論に辟易

手段と目的を取り違えるなという論理が跋扈しすぎるとちょっとめんどくさいです。 手段と目的が混然一体となっているものなんて、限りなくあります。 たとえば遊び。 遊…

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3年前

実力は最初なのか

実力以上、という言葉があります。 例文としては「実力以上の評価をされている」という類でしょうか。 この「実力以上」の存在が、SNSの発達に伴い増えることになりまし…

しゃん
3年前
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短気は本当に損気か

私は、短気の人がうらやましいと思うことがある。 なぜなら、短気ゆえに活躍している人が周りに多くいるからだ。 数年来、この「短気」について考えてきた。 私の偏見だ…

しゃん
3年前
1

主体的に受動的になる

「このことについて、意見はありますか?」

「この中で、どれが良いと思いますか?」

学校に限らず、よく問われることです。

こう思ったことはありませんか?

『いや、意見なんてないよ・・・。』

でも、問われているから何となく意見らしきものを選ぶという経験を私たちは少なからずしてきているはずです。

それは本当に主体的なことなのでしょうか。

一日24時間、いったいどれくらいのあいだ人は主体的で

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教師は裏切られてなんぼ

新人時代に先輩から言われた言葉が思い出されます。

教師は裏切られてなんぼ。

これをもっとまろやかに言い換えれば、「教師は頑張っても上手くいかないときがある」とか、「最後は上手くいくと信じる」ということになろうかと思います。

例えば、どんなに教師と子ども、子どもと子どもの関係を作れて、さぁここから主体的・対話的で深い学びの場だ!と授業したつもりでも、上手くいかないことはざらにあります。

もっ

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運が悪い人の特徴

ここ数年で「この人、運が悪そうだな・・・」というのを感じるようになってきた。

運に科学的な根拠があるわけではない。根拠があったところで「あなたは運が悪いですよ」と言って何かしらアドバイスするなんて失礼極まりない。

結局、申し訳ないのだが自分の中に留めて予想するのだ。「あの人は運が悪そう」。すると、だいたいその人はのちに運の悪い出来事が起こる。

予想して当たると、なんとも複雑な気分になる。

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あなたも何かの多数派にいる

「私は変わっている」と言うけど、

実際に変わっている人をほぼ見たことがありません。

変わっている≒少数派 ってことだと思います。

少数派とはなんでしょうか。

よく、自分が少数派である(生い立ち、個性、経歴、etc…)ことを前面に押し出して影響力を持つ人を見かけます。

でも、たくさんの人に響くインフルエンサーになっている時点で、その人にはある意味において多数派の要素があるってことでないでし

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未処理の感情

「未処理の感情に気付けば、問題の8割は解決する」という本をご存知ですか?

認定心理士でもある、城ノ石ゆかりさんが書かれた本です。

タイトルにハッとさせられる方もいるのではないでしょうか。

私はいま、モヤモヤとした感情にぶつかっています。

ここ10年は味わったことのない感覚です。

些細なことをきっかけとしています。

それなのに、なぜこうも揺さぶられるのだろう、、、そんな気持ちです。

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「指導の矛盾」を受けとめる

率先垂範を大事にしていた時期がありました。

「子どもに言っていることは、自分も行う」ことを徹底していた時期がありました。

これは、ある部分では合っていたし、ある部分では間違っていたと今では思っています。

まず、この考えを裏返すと、「自分ができないことは、子どもに言わない」となります。

そうすると、子どもの可能性を奪うことにつながりかねません。

自分ができなくても、子どもができることは無限

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教員が先導することについて

学習者中心の教育が言われていますが、教員の先導が必要な場面は多々あると考えます。

その理由について、今思いついたことを以下に列挙します。

・学習者中心の授業が仮に存在したとして、それは自然になるとは考えにくく、そこにもっていくまでの指導者のリードを必要とするから

・授業は教員・生徒・教材・環境などの相互作用による営みであり、これらのどれかの影響をゼロにすることはできないから

・社会に出た時

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「やりたいことがある」と言う人は、すでにやれているかもしれないという話

夢を語る人が好きです。
周りにたくさんそういう人がいます。

夢を語る人のタイプは大抵2つに分けられます。

生き生きしているか、怒っているかです。

前者に関しては異論はないでしょう。

しかしながら、後者を見かけることがあるのです。課題解決型の夢を持っている人に多いです。「~をなんとかしたい!」という怒りをエネルギーに変えているんですね。

本題に入ります。

夢を語る人、すなわちやりたいこと

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スクロール早口言葉

前に読んだ本を読み返したら、

「スクロール早口言葉」と走り書きのメモ。

私にもよく分かりません。

宿題を改良したい

教育現場に出るとき、宿題を改良したい思っています。

私が変えたいのは以下の点です。

①一人だけで完結しない
②学びをメタ認知する

①については、宿題に共同の要素を取り入れたいということです。
全部は難しくても、一部はできないでしょうか?

たとえば、2種類の課題を選んで、自分が選ばなかったものについては誰かに教えてもらうような宿題。

共同研究者を募って行う宿題。

誰かに~したらこうなった

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行動を宣言する

藤井聡太さんのニュースから、にわか将棋ファンになりました笑

ここ二日間、将棋ゲームばっかりやってます。

これじゃまずい…!

また、普通の日常に戻っていきます。

宣言しておくと、幾分良い影響がでるかと思います…多分!

バックボーン思考法

基本的に、私は人を嫌いになりません。
それには色んなコツがあるのですが、
その一つ、
【バックボーン思考法】を
今日はご紹介します。

例えば、Aさんから「えっ…?」と思うような言動をされたとします。

こういうことが積み重なって「嫌い」になっていくものだと思います。

私は、自分が見ている世界だけでなく、相手の背景を想像、いや【妄想】します。

~妄想例~
『どうもAさんがキツい言い方をしてくる

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120年前の「学校調査」の話

近代以前、日本の教室は今の「教室」の認識とは全く違いました。
机、椅子というものがなかったのです。

それが、1972年の学制を境に変わっていくのです。

西洋の学校建築、西洋の教室環境が日本に持ち込まれるようになりました。
西洋の「形」にこだわっていたそうです。

こんな話があります。

120年前、役人は、「新しい教育」の形に沿った学校がきちんと機能しているか全国を調査しました。

地方で西洋

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手段と目的論に辟易

手段と目的を取り違えるなという論理が跋扈しすぎるとちょっとめんどくさいです。

手段と目的が混然一体となっているものなんて、限りなくあります。

たとえば遊び。

遊びはそれ自体が手段であり目的です。

「楽しんで、ルールを学ぶことをねらって・・・」とか言っていたらしらけます。

手段が目的化したっていいじゃないですか!!

毎日note続けることが手段でも目的でもいいじゃないですか!!!

実力は最初なのか

実力以上、という言葉があります。

例文としては「実力以上の評価をされている」という類でしょうか。

この「実力以上」の存在が、SNSの発達に伴い増えることになりました。

たとえばフォロワー数。

実力(この言葉が定義するところは広いですが)とフォロワー数は必ずしも一致しません。

教育界で言えば、高名な先生より駆け出しの先生の方が何倍もフォロワー数が多い場合だって大いにあるのです。

もちろん

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短気は本当に損気か

私は、短気の人がうらやましいと思うことがある。

なぜなら、短気ゆえに活躍している人が周りに多くいるからだ。

数年来、この「短気」について考えてきた。

私の偏見だが、短気の人はだいたいこんな特徴がある。

【マイナス面】

・案外体が弱い

・一部の人に強烈に嫌われる

・周りの人が気を遣う

・言葉で素直に謝れない

・こだわりが強い

【プラス面】

・行動力がある

・情に厚い

・アイ

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