見出し画像

【秋の花】ワレモコウ

ワレモコウ(吾亦紅)はバラ科の植物。夏の終わり頃から秋にかけて、日当たりの良い草原や河原に自生する姿も見られます。秋の草花の代表として、生花やフラワーアレンジメントにも重宝される花材です。

花言葉は
「変化」「うつろい」「愛慕」「もの思い」「憧れ」「期待」など。
変化を表すいくつかの花言葉は、ワレモコウの花が上から下へ順に咲いていく姿に由来しています。

切り花を選ぶ際は、葉が枯れこんでいないもの、花(ガク)の部分が鮮やかなものを選びましょう。ドライフラワーにすると若干色褪せますが、ボリュームはあまり変わらずにきれいに残ります。

画像1

ワレモコウの花名の由来にはいくつかエピソードがあり、有名なのは

・この花に命名する際、いったいこの花は何色だろうか?という議論になった。皆それぞれに「茶色だ」「こげ茶ではないか」「いや、紫だろう」などと言い張った。その時どこからか「私は断じて紅です!」という声が聞こえた。その声こそ、この花自身の声だったのだ。そうしてこの花の名は「吾亦紅」となった。

というもの。
ぱっと見は確かに焦げ茶ですが、秋の鮮やかさというのでしょうか、深い赤色の中に季節を感じます。派手さはありませんが、しみじみとした風情を持った秋の花として生活に取り入れたいものです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?