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NFTアートの作成方法を解説。おすすめピクセルアート(ドット絵)制作アプリも紹介

今回はデジタルアートの初心者でも簡単にピクセルアートなどのNFT作品データが作れる方法を解説します。
この記事で紹介しているツールはほとんどが無料のアプリです。無料のアプリで制作していただければ、無料で出品まで行うことができます。

この記事でわかること

  • この記事でわかること

  • NFTアートはどのようなものか

  • NFTアートの作り方

  • NFTアート作成に便利なツール


NFTアートとは?

NFTアートとはデジタルアートをNFT化したものです。
NFTとは「代替不可能なトークン」を意味し、デジタルデータが唯一無二であることを証明することで、保有者以外が勝手にデジタルデータを複製利用することを防ぐ役割があります。

デジタルータであれば全てNFT化することができます。アナログ媒体のものをデジタル化(紙に書かれた絵をスキャンして読み込むなど)してNFTにすることも可能です。


NFTアート作成におすすめのドット絵制作アプリ

世界最古のNFTから最近話題になったNFTまで広く選ばれているNFTアートの手法がドット絵(ピクセルアート)です。
ドット絵NFTはzombie zooやweired whaleなどが有名です。どちらの作品も小学生が制作し、大きな収益を生み出したことで有名です。


ドット絵はフリーハンドで書くイラストに比べて初心者にも描きやすいアートとなっています。また、アプリによっては写真をインポートして参考にしながら編集できるものもあるので初めはそういったツールを利用してもいいでしょう。


ドットピクト

キャンバスの大きさ(ピクセルの数)が7種類から選べるので初心者から大人まで幅広いニーズに対応したアプリです。作ったドット絵も自動保存されるので安心です。


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  • 対応OS:IOS・Android

  • 料金:無料

  • 写真のインポート:〇


8bit painter

スマホアプリなので初心者も子供も使いやすいのが特徴です。ドット絵の透過や36色までユーザーのオリジナルカラーパレットが保存できるので表現の幅も広がります。


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  • 対応OS:IOS・Android

  • 料金:無料

  • 写真のインポート:〇


ドット絵エディタ - Dottable

製作したドット絵をGIFにすることができます。GIFにするおとで簡単なアニメーションを作ることができます。最近はアニメーションとまでは行かなくてもGIFなど数秒間NFTが動くと言う作品が流行っているので、ぜひ挑戦して見てください。


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  • 対応OS:IOS・Android

  • 料金:無料

  • 写真のインポート:〇


Pixelable - ドット絵エディター

保存件数200件まで可能、パレットも150色まで作成可能と言うことで、上級者や頑張って行きたい人におすすめなアプリです。


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  • 対応OS:IOS

  • 料金:無料

  • 写真のインポート:×


ミニドット絵メーカー

ブラウザアプリなのでインストール無しで使えるドット絵メーカーです。GIF・PNG・JPGの3つの規格から選択して書き出すことができます。ピクセルの数の自由度も高く、色彩は自分でカラーコードを打ち込み変更できます。


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  • 対応OS:ブラウザ

  • 料金:無料

  • 写真のインポート:×


NFT作品作成に向いているイラスト制作系アプリ

Adobe Illustrator

イラスト作成ソフトとして一番有名なのはAdobe Illustratorではないでしょうか。
プロの方が使うツールでもあるので料金は単体でも月2000円以上かかり高額ではありますが、NFTにかかわらずイラスト制作をこれから続けていきたいと言う方にはおすすめです。タッチペンなどを使えば、ペンで絵を描いているのと同等の感覚でイラストを描くことができます。


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  • 対応OS:Windows・macOS

  • 料金:有料(個人の場合:月2728円)


GIMP

こちらは無料版のオープンソース化されたソフトウェアですが、他の有償ソフトと同じくらいのスペックを備えています。
筆で書くような感覚でイラストを作成できます。インストールが少々手間だと言う声もありますが、おすすめです。


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  • 対応OS:Windows・macOS(ブラウザでも利用可能)

  • 料金:無料


アイビスペイントX

スマートフォンとタブレットに対応している無料イラスト作成アプリです。
手でも描くことができますが、基本的にはタッチペンで製作したほうがいいでしょう。イラストだけでなく漫画も描けることが特徴です。有料版にすると広告が表示されなくなります。


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  • 対応OS:IOS・Android

  • 料金:無料


MediBangPaint

無料で使用できるシンプルな機能のイラストツールです。
こちらはスマホ・タブレット・PCと対応端末が多いところが特徴です。ユーザー登録をしログインすることで、機能が増えたり、クラウドが使えるようになるところがポイントです。


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  • 対応OS:Windows・macOS・iPad・IOS・Android

  • 料金:無料


pixiv Sketch

こちらのツールでは紙に書いた作品をデジタルに読み込んで制作を続けることができるのが大きなポイントです。アナログならではの味を表現できます。


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  • 対応OS:iOS

  • 料金:無料


NFT作品作成に向いている音楽編集系アプリ

Garage Band

iPhone・iPadさえあれば場所を選ばずに子供から大人まで曲の制作ができるアプリです。ドラム・キーボード・ギターなどの内蔵音源を自分で演奏して音楽を作ったり、DJスタイルで音楽を作ることが可能です。


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  • 対応OS:IOS

  • 料金:無料


Soundtrap Studio

複数人数での共同編集が可能なツールなので、グループで活動したい人におすすめです。高音質出力に対応しているので、音質にこだわりがある人にもおすすめです。


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  • 対応OS:Windows・iPad・IOS・Android

  • 料金:無料


Medly

チュートリアルもあるので初心者へのケアもしっかりしています。タップして音が流れるタイプなので楽譜が読めなくてもOKです。


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  • 対応OS:iPad・IOS

  • 料金:無料


NFTアート作成にオススメの写真編集系アプリ

絵を描いたり音楽を作ったりするのは苦手な方にも写真を撮ることは、ハードルが低い作品制作方法なのではないでしょうか。自分の撮った写真にアプリで加工するという一手間を加えるだけでよりアートらしくすることができます。


Adobe Photoshop

有料ですが、プロも使う画像編集アプリということで、スペックを求めるならまず間違いなくPhotoshopがおすすめです。複数の画像を透過して組み合わせたり、風景の不要なものを自然に削除したりすることも可能です。


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  • 対応OS:Windows・macOS

  • 料金:有料(個人の場合:月2728円)


Canva

100万種類以上のテンプレが使用でき、「なんでもできる」のがこのアプリの特徴です。
色彩調整・ぼかし・透過・アニメーション機能があり、自動保存もされるので初心者の方にはおすすめです。初めての方でもテンプレートを使うことで、それっぽく作ることができます。


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  • 対応OS:IOS・Android

  • 料金:無料


ペンシルスケッチ

こちらは自分でとった写真をペンシルスケッチ風に加工してくれるアプリです。スケッチや落書きなど、タッチを選べるところもポイントです。


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  • 対応OS:IOS・Android

  • 料金:無料


photolab

このアプリも自分で撮った写真をイラスト付に編集したり、コラージュにすることができます。人の写真と風景を組み合わせたり、フレームをつけてみたりなど、自由度の高い500種類以上の加工が楽しめます。


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  • 対応OS:IOS・Android

  • 料金:無料


Dazzカメラ

こちらのアプリはエモい写真を簡単に撮影できるアプリです。
フィルムカメラはフィルムを用意したり、一つのフィルムで使える回数が少なかったりとデジタルになれた私たちには何かと不便です。そんな中Dazzカメラを使うことで、誰でも簡単にフィルムで撮った写真をとることができます


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  • 対応OS:IOS・Android

  • 料金:無料


Fotor画像編集

こちらのアプリはテンプレートなどの個数は少ないですがその分、元の写真で勝負したり、フィルターで少しだけニュアンスをつけたいという方におすすめのアプリです。


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  • 対応OS:IOS・Android

  • 料金:無料


NFTアートの拡張子について

NFTアートを出品する際、データをマーケットプレイスにアップロードする必要があります。しかし、その際にアップロードできるデータの容量(OpenSeaでは50MB)が決まっているので、どんなに良い作品を作ったとしてもデータ容量が超過してしまうと出品できません。


データ容量を調整するためにはデータの形式である拡張子について知っておく必要があります。大手マーケットプレイスのOpenSeaで採用されている拡張子を元に主要な拡張子の解説をしていきます。


JPG

一般的に写真ファイルに使われる拡張子です。

スマホやデジカメで使われており、Web上に写真をアップする際にも最もこの規格が使われます。フルカラーの画像ファイルを最も圧縮できるので、Web上に写真をアップロードする際などに最も使われる規格です。しかし圧縮を重ねるごとに少しずつデータが劣化してしまうことが特徴なので、複数回上書き保存することには向いていません。


PNG

JPGと同じくフルカラーを扱える形式になっています。

また、透過もでき、グラデーションの画像もきれいに表現することが可能です。JPGと違い何度も上書きしても画質が劣化しません。しかしその分画像の容量が大きくなってしまいます。


GIF

データ容量が小さく、複数の画像を組み合わせて一つのGIFファイルとすることで簡易的なアニメーションを作ることができます。

ロゴや簡単な図形などに適しています。しかし、表現できる色が限られているので、風景や複雑な色合いの画像には向きません。


SVG

拡大、縮小しても画質が劣化しないのがこの規格の最大の特徴です。SVGではスマホやPCなど、見られる媒体ごとに画像を編集してから表示します。

JPEGやPNGでは圧縮や編集をするごとに画像が劣化していきますが、SVGのこの編集方法では画像の劣化がありません。また、ファイルの容量は少なくて済む規格となっています。


MP3

音源データに使われている拡張子のなかで最も一般的な規格の一つです。MP3はCDと同等の音質で、音源を10分の1に圧縮できる拡張子です。


WAV

CDと同等の音質を担保できます。しかし、MP3と比べ圧縮しても容量はそこまで小さくならない印象です。


MP4

動画や音声を圧縮する際に使われる拡張子です。Windows、macを問わず多くの媒体に対応しています。また、Youtube、ニコニコ動画などプラットフォーム単位で見ても多くのサービスで使用可能です。データの容量が少ないのも特徴となっています。


作品ファイルの作成から出品までの流れ

以上のような各マーケットプレイスに対応した拡張子で、NFTにしたいデータを用意してもらいます。出品するマーケットプレイスにサインインして、出品のフローを踏むことでデータをNFT化できます。


まとめ

NFTアートの作成・出品自体は実はそんなに難しい作業ではありません。

多くのマーケットプレイスでは出品するのに高額のGAS代がかかることがほとんどですが、LEADEDGEでは格安のガス代で出品ができます。ぜひ、自分でNFTアートを作り、出品してみてください。


この記事のまとめ

  • NFTはデジタルデータ化されている物であれば出品できる

  • GAS代(手数料)のかからないマーケットプレイスがおすすめ

  • 初心者におすすめなのはドット絵か写真をもとに編集する作品

  • ピクセルアート作品は今回紹介したアプリを使えば無料で簡単に作れる


いかがだったでしょうか?

LEAD EDGE NFTでは、Web3・NFTのご相談を受け付けています。 NFT発行から海外プロモーションまで、ご相談段階の場合でもお気軽にご相談ください。

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