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NFTの頻出ワード"ミント"について徹底解説!

ブロックチェーン技術がもたらす革新の波は、アートやメディアの世界においても大きな変革を起こしています。その中心にあるのがNFT(Non-Fungible Token、非代替トークン)です。


しかし、NFTがどのようにして生まれ、どのように取引されるのかについては、まだ理解が進んでいない方も多いでしょう。本記事では、NFTの基礎からミント、そして売買までの流れについてわかりやすく解説します。


ミントとは?

ミントとは、写真やイラストなどのデジタルデータをブロックチェーン上に登録することを指します。
このプロセスによって、デジタルアセットが一意の所有権と証明を持つNFTとして存在するようになります。また、ミントされたNFTは、世界中の誰もがその存在と所有権を確認できるようになります。


ミントできるデジタルデータ

ミント可能なデジタルデータには多岐にわたる種類があります。

代表的なのはデジタルアートですが、それ以外にも音楽、ビデオ、バーチャル不動産、そしてデジタルファッションなど、あらゆるデジタルコンテンツがNFTとしてミントされています。


🎨 Bored Ape Yacht Club(BAYC)|イラストをNFTとした例


🎧 音楽NFTプラットフォーム「ゆあみゅ」|音楽をNFTとした例


🗺️ メタバース空間"Otherside"|メタバースでの土地をNFTとした例


👤 NFT Marketing Orchestra|コミュニティ券をNFTとした例


🕶️ RTFKT(アーティファクト)|デジタルファッションをNFTとした例

これにより、クリエイターは自身の作品に対する所有権を確固たるものにし、デジタル世界での新たな収益源を開拓することが可能になります。


NFT売買までの流れ

NFTの世界における売買は、以下の三つのステップに大別されます。


①作成

すべてはクリエイターが何かしらのデジタルデータを作成することから始まります。
このデータは画像、音楽、3Dモデルなど、あらゆる形態を取り得ます。クリエイターは自らのアイデアを形にし、それをデジタルファイルとして準備します。


②ミント

作成されたデジタルデータをNFTとしてブロックチェーン上に登録するプロセスがミントです。
この段階で、作品には一意のIDが割り当てられ、所有権の情報がブロックチェーンに永久に記録されます。


ミントのプロセスには、ブロックチェーンのネットワークを利用するための手数料(ガス代)がかかる場合があります。この手数料は、取引の処理と記録を行うコンピューター(ノード)への報酬となります。


③販売

ミントされたNFTは、さまざまなNFTマーケットプレイスで販売することができます。

OpenSeaやRaribleなどのプラットフォームでは、クリエイター自身が価格を設定し、興味を持ったコレクターが購入する形式で取引されます。


販売プロセスにはオークション形式を取り入れる場合もあり、作品に対する需要が高まれば価格が上昇することもあります。NFTが売買される際、クリエイターは売上の一部を収益として得ることができます。また、二次市場での再販時にもロイヤリティを受け取ることが可能な場合があります。


NFTのミントから売買に至るまでのプロセスは、デジタルアートや他のデジタルアセットの価値を再定義し、クリエイターが直接的な収益を得られる新たな方法を提供しています。ブロックチェーン技術の進化とともに、NFT市場は今後も拡大し続けることでしょう。


最後に


まとめ

  • ミントとは、絵や写真などのデジタルデータをブロックチェーン上に乗せること

  • 絵や写真だけでなく、メタバース空間の土地や会員権などもNFTとしてミントすることができる

  • ミントすることによって、第三者にNFTの売買や譲渡を行うことができる


いかがだったでしょうか?

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