すぐやる人は、うまくいく。

 中谷彰宏さんの「すぐやる人は、うまくいく。」を読んだ。わたしはスケジュール管理が大好きで、家族三人分の予定をカレンダーアプリに打ち込んでいるとき、恐らく生き生きとした表情をしているだろうと思う。旅行の計画を立てるのも好きだし、ファッション誌に時折載っている「〇〇さんの一日」(タイムスケジュール)や「手帳公開!」といった企画はつい真剣に読んでしまう。

 そのおかげか時間は守るし、忘れ物も滅多にしない。〝きちんとした人〟として他人からは見られているようだ。しかし、本当のわたしは根がぐうたらで面倒なことは後回しにしようとするタイプ。人との予定は守れるけれど〝自分との予定〟はつい引き伸ばしてしまう。例えば、「コンタクトを買いに行く」とか「書類を返送する」とか、今日じゃなくてもいいこと、明日でも構わないこと。ふと、そういうことごとを即実行に移せたら何かしら〝成功〟しそうじゃないかと考えた。何かしらの成功というのは〝自分を好きになれる〟とか〝収入に繋がる〟とか。すっかり前置きが長くなってしまったが、そんなわけでこの本を手に取ったのだった。

・すぐやる人は、予定を変更する柔軟性を持っている
・面接で退席するとき、一番に立てる人が採用になる
・決断するときは、答えは2秒で出る(2秒でも2時話間でも答えの精度は同じ)
・暇な人と一緒にいると、自分が速いと勘違いする
・早起きするには早く寝ること(すぐ行動出来る人は早寝の人)
・すぐやるためのコツは、歩くのを速くして日常の自分のリズム感を変えること
・優先順位を決めないで、来た順にやる
・余計な荷物を持たない
・個人で動く主義に変える
・すぐやる人はすぐやめることができる
・スピードが遅くてもいい、スタートを早くしてすぐやればいい

 こういう非常に参考になるポイントが書かれていた。まずはできることから、と早速少しだけ速く歩くようにしてみたり、簡単な決断(食事のメニュー選びや、支払いを現金にするかキャッシュレスにするか等)は瞬時にくだすようにしたり、わたしなりに実践してみている。しかし「穏やか」だとか「おっとりしている」と言われるわたしの長所?が失われてしまわないかしら、と若干不安である。

 

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