墨絵アーティスト OHGUSHIさんに学ぶ「感性×ホンモノだけをみる」
こんにちは。
今日は、2018年の葉山芸術祭で、私が最も心を動かされた作品をご紹介します。
これは、世界的な墨絵・水彩アーティストのOHGUSHIさんの作品。2018年の葉山芸術祭、旧東伏見宮葉山別邸で開催されたときに初めて作品に触れ、わ!墨絵をこんなに優雅に表現する方がいらっしゃるんだ。と、とても心を揺さぶらたことを今でも鮮やかに思い出します。このときは、ピアノの生演奏の中、ライブペインティング!! 筆がクラシックに踊る…そんなライブ感。
種別 国登録有形文化財(建造物)
(旧東伏見宮葉山別邸)
https://www.town.hayama.lg.jp/soshiki/shougaigakushuu/7/1/8389.html
こちらは、東伏見宮葉山別邸。普段は入れませんが、チャンスがあったら、ぜひ。歴史の中の豊かな空間を感じられる建物です。
なぜ、今日これをご紹介したかというと、鑑定士の方の言葉で、「本物を見分けるには、本物だけを見て育つこと」と書かれた本があり、なるほど!と思ったからです。本物と偽物を交互に見て育つと、脳が混乱すると。
私が日々考えている、「感性を育む」にも通ずる大切な要素だと思うのです。
「本物だけを見て育つ」
割れてしまうかもしれないけど、陶器のお皿を使う、ちょっと高価かもしれないけど、木のおもちゃに触れる。子ども向けとされる音楽ではなく、大人も楽しめる音楽を日常的に流す、騒いでご迷惑をかけるかも…と思わず美術館に子どもと行く…etc.
そういう普段の何気ない瞬間に、「ホンモノ」を取り入れていくことが、その人のその子の一部となり、豊かな感性を育むタネになるのだと思います。
ぜひ、日常にホンモノを。
ciao!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?