見出し画像

私文庫(2023/6/7)

「チェンソーマン 7~10巻」藤本タツキ

アキもパワーも死んじゃって(いやそうなんか?)やっぱマキマさん悪いヤツやんって思ってたらそのマキマさんすら凌駕する存在にデンジが変貌しちゃって、ちょっと展開速すぎてついて行き辛いけどまだ許容範囲かな。てかこんだけ速いとじっくり見せるお話描けないのかなって心配になるけど、短編集とか読むとそんなことないから、計算された上でのスピード感なんだろうなと期待。でもちょっと、自分が単行本買うスピードは減ったw

「からかい上手の高木さん 19」山本崇一朗

ようやく新刊出ましたね。もう毎話毎話キュン死しかけて心臓がもたないので早いトコ付き合ってほしいと思ってたら、最後に結婚後のエピソードと絡める話が出てきました。なんか20巻ぐらいで完結しそうで心配。帯に実写化って書いてるんですけど中学生を誰が演じるんでしょう。しょーもない作品になったらネット上でディスりまくりそうになる自分のことも心配ですw

「血の轍 13〜15集」押見修造

久々登場の吹石さんに救済を期待するも、世の中そんなに甘くなかった。で、結局オカンの元に戻るという。しかも酒が入った状態でおんなじ布団で寝てたらヤバくないですか。ちょっと不穏な感じで15集が終わったこともあり、つい先日出た新刊に怖くて手が出ないですね。まあ買うんですけど。しかし14集、15集の巻末にある「作者」の独白、エグ過ぎないですか? これすなわち押見修造さんではないですよね? 押見さんなの? 僕はこれせいちゃんが書いた文章で、マンガもせいちゃんが描いてるという設定で、だから本編も(意図的に)雑な描写にしてるんだって思った。知らんけど。


「341戦闘団 01」広江礼威

いやーコレ最高ですね。こういう戦術レベルの戦争漫画をずっと待ってたんですけど巷にあるものって反戦漫画じゃないですか、ぶっちゃけ。戦争マンガ読みたーいってなってコレ良さげーって購入したら戦争の愚かさと虚しさを教育されるパターン。仕方ないから風の谷のナウシカを最初から読み直すんだけど。ねえ。念とか術とか使う分にはどんだけでもキャラ死なすのにね。まあそういう日本国内の反戦的価値観を作者の広江さんも充分意識してるんでしょう、冒頭文の内容がイイですよね。でもこれを書くのは勇気が要ったと思う。イヤほんと頑張ってほしい。早く02巻出て!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?