降雪で顕著になる街中の「ブロークンウィンドウ」の場所
めったに雪が降らない地域に住んでいます。
先日雪が降り、少し積もりました。
雪が止むと、そこかしこから雪かきをする音が響き始めます。
除雪済みの道路でも夜に気温が下がると、翌朝は薄い氷の膜ができてしまいます。
ですが、そういう場所は日が出てくればすぐに解けて普通に歩ける道路になります。
翌日に用事があって街中を歩いたのですが、昼を過ぎてからは乾いた道路と凍っている道路の差が顕著になりました。
一番最初に道路が乾くのは、雪かきがされた場所で日が当たる場所。
その次が雪かきはされていないけれど、日が当たる場所です。
日かげの場所でも雪かきがされていれば氷は薄いので、人の通りがあればただの濡れた道路になります。
人の手が入らず日かげの場所は、踏み固められてしまうので凍ったままです。
凍った場所が多く見られたのは公共性の高い日かげの公道で、特に坂道でした。
日が当たらない場所は、夕方に通ると滑りやすかったです。
住宅街の中の道路は、お昼にはすっかり乾いている道路が多かったので、凍った道路がとても目立ちました。
凍った道路のある場所は、賃貸物件の前の道路や建物の側面(玄関に面していない)の道路が多かったです。
賃貸物件よりも戸建て持ち家の方が、周辺環境への関心が高くなる傾向があると思うので、持ち家の玄関前道路が凍っているのはとても目立ちました。
住宅街の中で雪かきがされず凍った道路は、ブロークンウィンドウの場所になります。
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※ブロークンウィンドウとは
"Broken Window"→「割れた窓」
割れた窓が放置されていると、その場所は人の目がなく、また手入れもされていない場所として認知され、モラルの低下や犯罪行為が行われるなど治安の悪化につながる、という理論です。
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人のふり見て我がふり直せ、ではありませんが、こういった観点から防犯を考えることができるんだ、と感じた経験でした。
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