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リターンが見えないもの

投資。
この言葉、ネガティブにとらえる人も多いという印象。

損する、騙される、無駄遣い、失敗。。。など。
それは、おそらく結果が分からないものへお金やら時間やら労力やらを注ぎ込んでいかないといけないからだろう。

日本人は投資が下手、とか言われる。
それだけ堅実な国民性とも言えるのかもしれないけど、その割に「確実に儲かる」的な話にはコロッと乗ってきたり。
投資が下手というよりは、自分で考えるのが苦手、とも言えたりして。

投資ってリターンが見えんものへ「自分が持っている何か」を差し出す行為。
もちろんリターンを期待して。見えんけど。
だから怖い。
無くなっちゃうんじゃないか、無駄になるのではないか、お金や時間をドブに捨てちゃうことになるんじゃないか。。。

これって、無駄遣いなんだろうか???
そう感じてしまうのも仕方ない。だって怖いもん、実際。

今年から会社のSNS強化をしようと決めて、かなりのお金をかける契約をした。
未来への投資として。
会社のブランディングとして。

正直、そのお金を単純な広告に回したら、、、と思わなくもない。
広告への投資の方が直接的なリターンが見込めるような気もする。
広告は測定できるから。
SNSは測定できないことが不安にさせる。あくまでも肌感覚でしかない。

逆に言えば、だからこそ、業界でSNSを活用している会社は少ないともいえる。
常識的に考えるとSNSへの投資は一見「お金と時間をドブへ捨てる」行為のように見えちゃう。
結果も分かりにくい、コンテンツの積み上げにも時間がかかる。

だからこそ、やってみる価値はあると思ってる。
他の会社がやらないことをやってみる。
後発企業は後発企業の戦い方でいくしかない。

失敗するかもしれないけど、成功するかもしれない。
投資ってそういうことなんだけどね。

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