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『運』人間の本質は運にあります。

人間の本質は運にあります。

私は学生時代の呑み屋通いや、飲食店経営40数年を通して、それは色々な人と出会ってきました。店では社長や創業者、有能な営業マン、技術者もろもろ数千人規模の人々と会話をしてきました。

そうした中で気づいたのは、人間は「運」によって操られているのだということです。生まれた環境も運であるし、良い指導者に恵まれ大樹のように育つのも運であります。店に来る大企業の役員さんたちに、運がいい人生を送っていますね、と言うと皆さん異口同音に、いやマスター違うんだよ、まじめに努力をしてきたからなんだよ、と判を押したような答えが返ってきますが、私からみればそれが運なのです。

では、運を良くするとはどういうことでしょうか。

とても単純なことですが、素直にまじめに正直な姿勢を貫き、良い言葉を吐くこと。おはよう、こんにちは、ありがとう。こういった言葉が運を引き寄せます。同時に日々を「楽しい・嬉しい・ありがとう」という気持ちで取り組み、どんな試練にあったとしても、自分の気配を乱さず動揺せずにいれば必ず直感が磨かれていきます。

また、生活の基本である衣食住も大切です。安定した衣食住、安定した気配(動揺しないこと)を作ることが運を引き寄せるために大切なことなのです。

しかし現代においておおよそ98%の人々はこうしたことを行わない未熟な人であると私は思うのです。未熟である人々は運や引き寄せを呼び込むことはできません。

人間がいるこの世の本質は苦でありますから、人は運を引き寄せる行動を心掛けないといけない存在なのです。今だけ良ければいい、自分だけ良ければいいという生き方をしている人は大変で悲惨なのです。家庭は不和で、人の悪口を言い、人を妬み嫉み、そういったものに引き寄せられている人は自ら悪運を呼び込んでしまう。

人間というのは運に操られている存在であるし、それが直感との結びつきにつながっていくものなのです。今現在の事象すべてが運に向かって動いていない限り、四苦八苦の世界に引き寄せられてしまうのです。運に操られ、直感に影響を受けて、いまの「あなた」がある。本来の人間の世界とはこういうことなのです。


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