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『洒落』インターネットという電脳空間越しにプーチン大統領に呪詛を送りました。

呪詛とは人を呪い殺すということです、と以前書きましたが、先日インターネットという電脳空間越しにプーチン大統領に呪詛を送りました。

プーチン大統領に直接届くメールアドレスは見つけられなかったので、どうやって送ろうかと検索しましたところ、ロシア大統領府のホームページ(http://kremlin.ru/)から大統領へメッセージを送れることがわかったので、そこから送りました。私はロシア語は全くわからないので、Google翻訳を使って入力フォームを解読しました。

ロシア大統領府のホームページ。全く読めない…。
Google翻訳してみたら、メニューバーに「連絡先」を見つけました
ロシア大統領に手紙が送れる!

メッセージ送付先には”大統領宛”、”政権宛”、”役人宛”と3つの選択肢があったのでもちろん、”ロシア連邦大統領”宛のタブを選択。

ロシア連邦大統領へ手紙を書く

入力フォームには氏名、メールアドレス、訴えを書く欄がありますが、氏名欄は漢字はもちろん、ローマ字も入力不可だったので、自分の名前をキリル文字に変換。訴え欄には「ロシア大統領プーチンに呪詛を送ります」と日本語で記入。

入力フォームには、”あなたの個人データに関する情報はロシアの法律にもどついて保存および処理されます、”やら、”あなたの訴えが不適当な場合、当局には届きません”、という注意書きもありましたが、えいやっ!と送信しました。これで私のパソコン情報はロシアに筒抜けでしょう。

ロシアから届いた文書

3月10日に送ったこのメッセージに対して、4日後に返信がありました。ロシア語で書かれていたのでチンプンカンプンですが、これもGoogle翻訳で日本語翻訳してみたところ、”市民からの書面による上訴部門のチーフアドバイザー”のD.バーディンさんの署名入りで、”あなたの訴えはロシア連邦法によって処理されませんでしたことをご報告します”というような内容の文書が添付されていました。

プーチンには届かなかったでしょうが、丁寧に返信が来たことがとても嬉しかったです。私の日本語をロシア語に翻訳したロシアの役人はどんなことを思ったでしょうか。

メールを出してみて西側の日本にいて良かったなと思います。 ロシア国内ならさすがに出せません。 皆さんも腹に据えかねている方は、ロシア大統領へのメールをしてみて下さい。 私はデモをするよりも自分の怒りの念を送る方を選びました。 受付られなくても大統領府までは念を送ることが出来ました。 ジャンジャン。

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