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【epilogue】 #KAQRIYOTERROR 新奇懐古周遊~UNK NLEW WORLD~ 20210530@渋谷Club asia ─その前に


KAQRIYOTERRORのライブは久しぶり。
4/24の新奇懐古周遊の西変ファイナルの北堀江Club visionから実に一ヶ月ぶり以上になる。遠征しなかった人にとってはもっと久しぶりになる。毎週のように何かしらのライブを観てる人にとってはあまり実感は沸かないだろう。
僕はといえば、その北堀江までの4月が忙しかったのが急に止まってしまったようで。しかしその5月はTOKYOてふてふや星歴13夜のアルバムも聴きながらちょこっとギターなど耳コピしながら過ごして、そしてもちろんKAQRIYOも聴きながら過ごしていたし、東変と西変の自らのライブレポを読み返しながら余韻に浸っていた。

相変わらずつれづれは全く聴けない日々が続いている。このまま一生聴かずに死んでしまうのではないかとすら思うと、なんだったんだろうこの命は儚く脆くて残酷で──などと感傷に浸るよりも前に進んで生きてゆきたいものである。

僕は今も心の傷を負っているのだろうか、それは僕自身にしか分からない。でも今は自覚症状は無いみたいだな。ふとした時にそれが振り返すこともあるものの、その傷口に触れずに日々を過ごすことだってできる。なんて薄情なものだと己を省みている。

そんなわけで本日5月30日は、ちょうど4年前の2017年にゆくえしれずつれづれが無料公演Pandemic Tourファイナルを渋谷WWWで行った記念すべき日と記憶していたはずが、今改めて遡ってみたら5月31日でしたね。
(滝汗)
象徴的な記憶ばかりがいつまでも脳裏に焼き付いていて、日付が1日ずれずれだったという致命的なミスを。
そして当時のチェキを振り返ると、ちょうど小町の髪の襟足も伸びていて、僕も襟足を伸ばしはじめていた頃だった。

その因果を辿って忘れてはならないのは、つれづれのカナダ進出に合わせるように英語圏向けに映像配信を始めたmufanさんの4年間の軌跡もこの5月末で終幕。今までおつかれさまでした。
そしてありがとうございました。

KAQRIYOTERRORの四人はKAQRIYOTERRORのことだけを考えて今日という日のステージに全身全霊を捧げてほしい。
彼女たちにそう願いながらも、僕はと言えばそんな懐古に浸ったりして実に身勝手なものである。
しかしそれを背負ってきて今此処にいるんだということをここに告白して、今夜のClub asiaのフロアーからKAQRIYOTERRORのライブに魂をぶつけて、 "soar"(昇華) できたらいいな、と考えている。

夢の残滓、舞い踊る
「僕はいらない」ページ捲る
予め、知ってたように。

そしてマロにとっても、当時加入間もなかった季にとっても、このClub asiaに立つのはおよそ3年ぶりになる。
3年前のあの日忘れられないのは、そのコドメンまつりの途中から会場の空調のトラブルに見舞われて演者・観客共に熱中症で体調を崩す人もいて、ライブどころではなくなりつつも、演者さんスタッフさん観客が一丸となってそれを乗り切ろうとしたことが、結果としてレーベルのアットホーム感やお互いの絆が深まったと、今となってはあのハプニングも思い出話にもなるが。

しかし当時のことを振り返るとマロにとっても季にとっても、ステージそのものは実に悔しかったであろうそのClub asiaにまた立つ事が出来るのは有り難いと思っているし、そこで華々しくリベンジできることを願っているし、フロアーからも共に盛り上げていきたい。
游ちゃんにとってもロンドにとってもClub asiaは初めてだと思うけど、そんなマロと季と共によろしくだぜ。
そして僕たちとお互いに背負ってきたものを魂としてぶつけ合って、そして楽しくて素晴らしいライブにしてきたい。

ただ君に、ただ君だけ。
認められたい、それだけなの。
ひねくれ捩れ、形忘れ、
ボクハドコダト、ナキサケブヨ。

などと馳せる思いは書けば書くほど次々と連想されるように止めどなく溢れてくるのでとてもツイッターの140文字では収まり切れそうにないのでここに記したのだが、これはライブレポではない。
ちょっぴり長いつぶやきのようなものです。

とにかく今夜、いちばん大切なことは楽しむこと。
それに尽きると思う。

それじゃあみんなで手を合わせて!

「KAQRIYOoooooTERRORuuuuu!!」

※引用:KAQRIYOTERROR「Persona_」より

2021.05.30
Лавочкин
(らぼーちきん)

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