365日でイラストレーターになった話①
前回のお話しで20年間絵を描かなかった結果
素人画力に成り下がった話をしましたが、
365日でどうやって画力を戻し…いや、画力をアップをさせたのかお伝えします。
私はストイックなドMなので
人によってはかなり精神的にハードな内容かもしれません。笑
ちなみに、2022年2月から週に1枚ペースで描き上げています。
①自分を過信しない
前回
「お前のイラストなんて500円の価値もねえよ(笑)」
と言われた話をしましたが、
私はこの絵を描いた時、
なんと自分では1000円はイケると思っていたのです!!!!!!!
今見たら当たり前ですが100円で友達が気を遣って買う程度でしょう…。
そう、これは絵を描いている人なら誰でも陥る
「絵を描いた直後、自分の絵が上手く見えるマジック」にかかっていたのです。
人間は自分の選んだものを「これは良いものだ」
と思い込む脳を持っており、
それが間違ったものであっても「良い」と思ってしまうのです。
私はこの自分と人の見ている差を消し去るため
毎回描いている絵を周りに見せて、毒舌評価してもらいました。
「頭でかすぎ」「線汚い」「顔が変」「髪が硬そう」「どんなポーズだよw」「身体の関節おかしいだろww」等、
SNSの炎上コメントのような言葉を
毎回言われましたね(^^)
でもそれが真実なので、受け止めるしかないのです。
自分を受け入れない者に成長はありません。
言われたことを次の絵に活かすということを
ひたすら繰り返しました。
②必ず資料集めをする
「絵上手い人」って、何でもかんでも
スラスラスラ〜〜〜って簡単に描いてしまうイメージありますよね。
だから初心者さんも
「こんなかんじかな〜〜?????」
ってスラスラスラ〜って描いてしまいがちなんですが
どんなに上手い人でも何か資料を使って描いています。
私は身体が苦手だったのですが、
勝手に想像したポージングを描いて奇妙な関節になっていたり、頭でっかちの頭身になっていたりしましたね…。
なので解決策として、
構図と同じポーズの写真を撮り、自分を模写したり
洋服を着ていない「素体」からしっかり描くようにしました。
洋服のシワも、実際に近しい素材の洋服を着てみて
どんな感じでシワが出るのか調べたり…。
小物も必ずネットで調べてます。
イラストを描き始めるまでに時間はかかりますが、
プロでもやってることなので仕方ありません。
正直かなり面倒な作業ですが
そもそも本気で絵を描くって、すっっっっっごい面倒な作業の繰り返しなんです!笑
また画力アップの為には「見たものを描き起こす」デッサン力が非常に重要だと思っています。
↓これは【2ヶ月目】くらいのイラスト。
立ち絵の練習で、身体は家にあったフィギュアを参考にしています。
線画もだいぶマシになりました(^^)
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