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ネイサンの声を聴いてきた

BEYOND大千秋楽の翌日。
ネイサンの自伝出版記念のトークイベントに、末席で参加させていただきました…!!

翻訳者の身内が勝手にTwitterやらnoteやらでPRしていただけなのに、KADOKAWAさんのご厚意で、関係者席を用意していただきました…!! ほんとうにほんとうにありがとうございます。KADOKAWA本社には足を向けて寝られません。翻訳家のムスメでよかった。note始めてよかった。

このイベント、7月に入ってから(わりとゲリラ)告知&平日開催だったのに、チケットは文字通りの瞬殺だったんです。ネイサンに会いたかった人がたくさんいたことは嬉しいけど、その希望がかなわなかった方もたくさんいるというのがなんとも悲しくもどかしい!! …というわけでありがたみをかみしめながら、同席させていただきました。

イベントは①自伝に関するトーク ②ファンからのQ&A ③サイン本お渡し&ツーショット という構成でした。
司会進行と通訳はスポーツ通訳者の平井美樹さんです。

ネイサンは白シャツが爽やかないでたちでした。メガネイサンでした。パッと抱いた印象は、前からそうなんだろうな、とわかってはいるんですが、やっぱり気取った感じとかなくて、いい意味でカジュアル。変な気負いがない。

最初の挨拶は私でもなんとかききとれるなぁ、といった感じだったのですが、
冒頭、平井さんが「ネイサン、あなたは通訳のあいだでブラックリストに入っています。あなたとパトリック・チャンは話すのが速いし一文でたくさんのことをしゃべるんです!」と言ったのがむしろ呼び水になったのでは? ってくらい、後は超早口イケボEnglishでした。笑 
私の英語力は早々に白旗をあげたため、ひたすらネイサンの声に聞き惚れ平井さんの素晴らしい通訳を拝聴しました。

耳と頭が悪いので間違ってたら申し訳ないんですが、以下のようなテーマでトークがありました。
なんで自伝を書こうと思ったのか
この自伝でいちばん伝えたいメッセージはなに?
コロナ真っただ中でのオリンピックの難しさはどのようなものだったか
故障や痛みの対処のしかたについて
平昌後にメンタル面のトレーナーをつけたことについて
ラファについて
などなど

ひとつひとつの質問に対して、ネイサンがこれでもかというくらい丁寧に、しっかり答えてくれるので(マジで一文でたくさんのことをしゃべっている)、通訳はとても大変だったと思います。
でも平井さんはそれをきちんと整理して、適切な訳を選んで、伝えてくださるんです!!! 通訳ってほんとうにすごい!!! っていうか平井さんがほんとうにすごい!!! ネイサンも信頼してるから早口でしゃべれるのでしょう。
翻訳もすごい仕事なんですけど、通訳マジですごい。。プロのお仕事を目の当たりにして、そこにも感激しちゃいました。

答える姿勢もそうですが、回答の内容じたいも、「ああほんとなんてスマートな……各方面に配慮のある回答をなさっているのだろう……!!」みたいな感じで、ネイサンが素敵な人であることを再再再再再再再再再確認くらいしました。

ファンからの質問はけっこうくだけたものもあって、時に照れながら答えるネイサンにきゅんといたしました。
そして質問はまだまだありそうな雰囲気だったのですが、残念ながら時間がやってきてしまい、おしまいに。
最後に平井さんが通訳特権でしてくださった、「私たちが人生のアップダウンに見舞われたときにお守りになるアドバイス」はめちゃくちゃQ&Aの〆にふさわしかったです、平井さん、いや平井様、完璧すぎて怖い。
ほかの質問、どんなのがあったのか非常に気になりますし、ぜひとも答えをききたいです。先述したとおり、今回のチケットは瞬殺でしたし、ぜひ第2弾をお願いしたいです!!

トークイベントが終わって、サイン本お渡し&ツーショット会へ。ネイサンを愛するみなさまとネイサンの束の間の逢瀬(?)を後ろから見守らせていただきました。
地味なキュンですポイントですが、お渡し会の時、KADOKAWAさんはネイサンにイスをすすめていたんです。でもネイサンはそれを「あ、大丈夫です」みたいな感じで断って、立ってサイン本お渡し&ツーショットしていたんです!!
え、知ってたけどほんといい人すぎる…!!!
ツーショットのポーズも、見ていた限りはみなさんの要望をくみとって対応していました。指ハートとかも「こう?」みたいな感じで。ギャルピースをやにこにーポーズを頼む猛者(すみません)も。バナーを持ってもらっている方もいましたね。あと、原著をネイサンに持ってもらっているアイデアマンも! 
もし私がツーショットを撮るなら、私がハートを作ってネイサンにグッドポーズをしてもらうな~! と思っていたのですが、同じアイデアの方はいらっしゃいませんでした。笑
とにかく、みんながネイサンに会えて幸せそうで、私も幸せな気持ちでいっぱいでした。

ネイサン、平井さん、KADOKAWAのみなさん、ほんとうにどうもありがとうございました!!

いい意味のショックで記憶が飛びつつあるので、アーカイブが配信されたら見直したいと思います。

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