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「A LONG VACATION」と永井博

今年は大瀧詠一の「A LONG VACATION」が発売されて40周年だそうです。懐かしいですね。「君は天然色」や「さらばシベリア鉄道」などなど40年前とは思えない新しさがあります。

「A  LONG VACATION」と言えば、あのCDジャケットを思い出す方も多いですよね。永井博さんの作品で先日「美の巨人」でも取り上げられていました。代官山の蔦屋書店で作品展があり、娘と一緒に行ってきました。

永井博さんの作品展は、毎年この時期に開かれているそうです。蔦屋書店の一階の小さいホールに十数点が置かれていました。規模は小さいですがまとめて作品を観てみるといろんなことに気づきます。

同じ色がどの作品でも繰り返し使われています。特に印象的なテニスコートを囲むサンドピンクは乾いた夏の質感としてどの作品にも登場していました。また、小さい花の植え込みは白い花、ピンクの花とヴァージョンを変えてあちこちに見られます。

真夏の昼間の世界を描きながら、空は夜のような藍色で描かれているのも共通の特徴ですね。人のいない静けさを表現しているようにも思えます。

一作品を鑑賞するのも良かったと思いますが、ひとつずつを観ていたのではわからなかった特徴を見られたのはすごく勉強になりました。並べてみてわかる良さがあったと思います。

代官山だったので、帰りは娘とランチしてCDと本を購入しました。蔦屋書店はカフェも楽しかったです。良い気分転換になったので、また行きたいな。今度はひとりで行くのもよいなと思ってます。


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