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Mt.goxよりタチが悪い176億消失させた暗号通貨取引所「QuadrigaCX」事件

事件の概要はシンプル

カナダの大手暗号通貨取引所であった
QuadrigaCX」(クアドリガシーエックス)の創業者兼CEO
 Gerald Cotten(ジェラルド・コットン)氏が
 孤児院開設の際に訪れていた
 インドにて持病であった
 クローン病の合併症を引き起こし死去

これだけなら悲しいニュースで済んだのですが
コットン氏が取引所の顧客資金が入ったウォレットの暗号キー管理を彼1人で行っていた為

彼亡き今
資金の移動に必要な暗号キーを誰も知らない為
顧客資金が入っているウォレットは完全に凍結扱いとなっている
これにより1.6億米ドル(176億円)相当の顧客資金は実質消失した。

この事件の後
QuadrigaCXは、カナダのノバ・スコシア州最高裁判所を通して正式に破産した。
破産後 明らかとなったのはQuadrigaCXが持つ資産額は消失した顧客資金額の13%にも満たない僅か0.2億ドル(22億円)のみだった事が明らかとなり

例え管財人がその資産を分配したとしても
顧客は預けていた分の13%しか帰ってくる事は無いという事実を突きつけられた。

最後に
何を隠そう筆者は日本人では数少ないQuadrigaCXに口座を持ち僅かではあるが今回の騒動に巻き込まれた債権者の1人である

上記のリンク先に開設時のメールや今日までのメールをスクショしたものがあるが
驚きなのが事件の騒動に関するメールや公式サイトシャットダウンについてのメールが未だに送られてきていない点に驚きを隠せない。

この事件に関してはいくつかの陰謀が囁かれているので
noteのスキやTwitterのRT数などで需要があれば
その陰謀について詳細に解説していきます。


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