ツギクル芸人グランプリを見た感想

お笑いに溢れた土日が終わりました。
というか既に数日経っていますが…
まずはツギクル芸人グランプリについて振り返っていきたいと思います。

【Aブロック】
インテイク・・・聞き取りにくい点があったり、設定も引き込まれなかった
さんだる・・・面白いが数年前に見た裏カジノネタが秀逸すぎてそれを超えてこない
ツンツクツン万博・・・秀逸な設定。面白いという噂は間違ってなかった
さすらいラビー・・・いまいち伸び悩んでる印象。突き抜ける強みがほしい
三日月マンハッタン・・・ベテランらしさと相反するスピード感のギャップが良かった

【Bブロック】
群青団地・・・マイムが上手い。ただ今回は少しズレていたのが気になったのと、設定が審査員には響かないのではと感じた
TCクラクション・・・常に序盤のウケかたが強い。一度波に乗ったら途切れない展開が面白い
ファイヤーサンダー・・・まさかの裏切りで心を掴まれたがそこからのもう一押しが欲しかった
ママタルト・・・檜原のコンディションが悪かった?ように感じたのと、こちらもやや伸び悩み感がある
ひつじねいり・・・二人の温度差と言葉選びの秀逸さ。ここでは頭一つ抜けていたと思う

【Cブロック】
ゼンモンキー・・・テレビでも何度かやってるネタで新鮮味がどうか?だが若手コント師の中ではピカ一の実力
徳原旅行・・・毒っ気のあるネタは嫌いではないが、やはり賞レースでやるとなると雰囲気が作れない
まんじゅう大帝国・・・こちらも実力があるのは分かっているが、やはり賞レース向きではない点が気になった
パンプキンポテトフライ・・・今まで見た彼らの中では一番の出来だったように思う
ナイチンゲールダンス・・・ネタの導入が早いし、安定の出来だったので突破も当然だと思う

【ファイナルステージ】
ナイチンゲールダンス・・・大きくスタイルは変えていないものの一本目と同じ程度の出力は保った。スタイルが確立された強みがある
ツンツクツン万博・・・耳に残る音楽とフレーズ。もっと大きな大会だったらかなりバズるんじゃないかと思わせる才能を感じさせるネタだった
ひつじねいり・・・一本目の方が好みではあったがこちらも地力の強さを証明するには十分だった。個人的にはこことナイチンの一騎打ちかと感じた

結果は7/10票でナイチンゲールダンスの優勝。早くから期待されていた割に時間がかかったと言われるかもしれませんが、群雄割拠のお笑い界において待望の戴冠でしたね。
全体的な感想としては、やや火力不足だったのは否めないかなと感じました。もっと突き抜けるグループがいてほしかった。
賞レースとしてもコントが強いテレビ向きの大会から、漫才にシフトしつつあるのかなと。次回からは風向きが変わるのか、また来年が楽しみになりましたね。

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