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闇のパープル・アイ

ヒョウTF好きの原点かも


 自分のTF好きを拗らせた作品は何作品かありますが、中高生の一番将来性を位置づける時期に見て影響をもたらした作品が三つあり、手塚治虫のバンパイヤと、格闘ゲームのブラッディロアと、最後の一つが篠原千絵の闇のパープル・アイです。
 闇のパープル・アイは、ヒョウに変身する体質を持つ尾崎倫子が、その体質を悪用しようと目論む曽根原という教師に翻弄される、少女向けにしてはかなりシリアスなストーリーの作品。少女漫画ってときめきトゥナイトとかねこねこ幻想曲みたいなTF設定のある作品が多いと思うのですが、闇のパープル・アイはその中でも異色だったように思います。
 どう異色だったかというと、その描写がやたらえっちなんですよね。ヒョウになっていく途中で人間の骨格がありつつも、きっちり獣の特徴も現れているシーケンスとか、ヒョウに変身する体質なのを利用されて自分の意志に反した変身させられるシチュエーションとか。少女マンガだとヒロインの心理描写を重点的に描くと思うんですが、このマンガはTF的にメチャクチャおいしい描写が多かったので、拗らせる要因の一つになりました。
 また、そのヒョウとヒトの中間の描き方が衝撃的(性的)すぎたせいで、同時期のブラッディロアのマーベルさんの存在も相まってヒョウTF好きを拗らせた一因になりました。原作では恋人に買ってもらった服を着た直後にTFでボロボロにしていたので、着させたままヒョウにしてみました。ヒョウTFってだいたい模様見たいから裸にさせがちですけど、服着ているのもいいですね。


あと、ヒョウTF描くとき構図めっちゃ被りますね。これが一番えっちな構図だから仕方ないんですけど。

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