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NASAハッカソン・ボストン東京チャレンジ

【参加者大募集!高校生も大歓迎!NASAハッカソン・ボストン東京チーム】※思い余っての長文で失礼します。

「こういう若い子って、本当にいるんだ、、」
と16歳、都内の高校2年生からのメッセージに静かな感動に震える週末でした。
 
-大学の特別研究員として機械学習を基本とした人間に近いチャットボットの研究開発中。
-国際ロボコンのチーム代表も務め、18歳未満にSTEMや研究を広める活動ボランティアも。
 
と経験値を聞いて眠気が覚めたものの、驚いたのは、その後にやり取りしたメールのやり取りから伺える彼の人柄にでした。
とてもとても礼儀正しく、新しい人との出会いに意欲もあって「Modest and lovelyってこういうこと!」という清々しい(まだ顔も知らない)高校生でした。

この高校生と知り合えたキッカケは、あるプロジェクトのサポーターとして関わっていたから。
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来月開催されるNASA International Space Apps Challenge(以下、ISAC)はNASA主催で全世界同時に200近い拠点で開催されるハッカソンイベント。
 
NASAが提供するオープンソースに基づき、毎年特定のテーマの下2万人規模が参加。チームビルディングから2週間ほどの準備期間とともにアプリ、IoT製作を2日間において行います。(https://2018.spaceappschallenge.org/)
 
中でも、ボストン拠点に日本からオンラインで参画する”Boston-Tokyo international team”は、その1拠点として、過去4年にわたり、唯一の日米合同チームとして、毎年50人(延べ200人)規模が参加してきました。
 
当teamでは、日本からは東大を中心とする国内トップ大学在校生、アメリカからはボストン界隈のMITをはじめとするトップ大学在校生、またスタートアップ企業・IT企業・研究所に所属する社会人が参加しているのが特徴です。
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と案内をしている件のプロジェクト。
 
NASA ISAC自体、日本国内でも東京・大阪をはじめ各地拠点で狼煙があがっているのですが、
その中でも、完全日本拠点ではないためか、広く周知されていなかった様子のこのインターナショナルチーム。
私自身、今年2月にNYに渡航したことでいただいたご縁から初めて知って、応援することに。
 
今月は、仕事の合間にも名だたるIT企業をまわらせてもらったんですが、
「ぜひ応援したい!!」という声をいただくものの
「実はそこまでハイスペック人材と知り合っても・・」と尻込みされること多々。
 
知り合いベースでもっと参加申込みがあると思いきや、
「英語がちょっと。。」などの声とともに
正直、勝手に参加候補者にしていた面々からの重なる辞退。
 
「日本サイドから手伝いますよ!」と大学時代の後輩 Tomoaki Muramatsuくんらを巻き込んでいたものの
これまた「ピンチの顔したチャンス到来か!?」と腹を括り始めたところ・・
 
先の高校生が、MITの先輩から聞いて、、と申し込んできてくれたのでした。
  
彼とメールのやり取りをして、若いエネルギーに触れて
じつは私の中で、ふわーって溶けたものがありました。
  
「あ、、、この機会は大学生メインで、とか東京在住の人メインで、とか、勝手に無意識にイメージしてたのがそもそも間違ってたのかも・・・」と。
溶けたのは、小さな私の思い込みでした。
 
「せっかく渡米しなくても、オンラインでコラボできるんだから、このオンラインである機会をもっと活かして、まだ見ぬ未来の参加者のために門扉を開くだけ開こう!」

そう切り替えると、これまた縮こまっていた視界がふわーって広がって、この機会をもっともっと活かしてくれるであろう「誰か」に会えるのが楽しみになりました。

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少し、私自身の経験に触れさせてください。

海外からの友人ともすぐ仲良くなるので、「海外志向だね」と言われつつ、
実は留学もホームステイすらもしたことがない私。
(いま、子連れでアフリカにNYに、と飛び回ってる私も
 当時両親にとっては「箱入り娘」だったらしいですw)

人生の転機の一つが、2006年から2007年、大学院を休学してまで熱を込めて取り組んでいた「Student Summit for Sustainability」という国際学生会議の主宰でした。

あのころは、メッセンジャーも、Facebookも(ほとんど)なくって、MITをはじめとした世界の学生たちを日本に集めるために帰国子女の後輩のみんなにがんばってもらってメールしたり、
ときに私自身バックパックで会いに行って、と労もかけながらコミュニケーションしていました。
 
あれから干支が一回りした今、
昨日までの1週間だけを取り出しても、
週3エチオピア、週2ボストンNY、週1インド、と。
メッセンジャーで繋がってる、というだけでなく、(手放せなくなった)Zoomを使って、各地のカウンターパートナーとのオンラインミーティングを重ねています。
時差はもちろんあるものの、明らかに文明の利器のおかげで、各地と最高に面白いことに取り組めています。

半径数m〜数kmにもたくさんの「出会い」「きっかけ」もあるものの、昼夜が逆転するような、1万km以上離れた土地と繋がることで、出会うものの大きさは絶大だな、と痛感しています。

あの頃、私がなぜ自分の一年を投じてまで、世界の仲間と繋がりたかったかの理由でもあり、今回のNASAハッカソンを応援している理由でもあるのが、

【「これまでの自分」が揺さぶられるような出会い】
が、言葉通り、お金に換えられない価値があると信じている
から。
 
これはもちろん対面の「出会い」で全身空間時間に身をひたして得られるものも大きいのですが、
いまはオンラインでも、できることがある。いやオンラインだからできることがある、とも日々確信しています。

このNASAハッカソンに話を戻すと
日本からオンライン参加で、英語Nativeな面々ともやり取りして、、
たった2週間でNASAが公開するオープンデータを使って様々な課題のソリューションをつくっていって、、
と、列記するとそう簡単に上手くいかないことだらけなのも容易に想像できます(笑)。

それでもなお
「あーーーー悔しい!」とか、
早めに谷底みたいな(でも決して本当の谷底ではない)体験するのって、本当に、月並みな表現だけど、いくらお金を積んでも得られない財産になると思いませんか?

「あーーーーもっと通じ合いたい!!!」とか
「あーーーーもっと世界を驚かせたい!!!」とか
「あーーーー普段とは違う人たちはこんなにも違う!」とか「同じ!」とか…

思い切り揺さぶられるであろうこの経験。
飛び込む価値のある場であることは間違いありません。

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ここまで長文を読んでくださった方にお願いです。

「我こそは!」と飛び込んでみよう、という気持ちが沸いた方は
http://www.binnovative.org/i-team-info-2018/
の一番下にあるフォームから、是非手を挙げてみてください。

自分は参加できないけども、こういう場、出会いを応援したい!という気持ちが沸いた方。
ぜひ URL:http://www.binnovative.org/i-team-info-2018/
やTwitterアカウント@SpaceAppsBosTyo
https://twitter.com/SpaceAppsBosTyo
を広めてくださると嬉しいです。

そして、もっと応援して自分も関わりたい!という気持ちが沸いた方。追ってご案内しますが個人協賛・法人協賛についても承り中です^^(DMもお待ちしていますw)

どうかこの機会が、届けるべき人に届きますように。

願いを込めて^^

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