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将来の息子に伝えたい漫画100 2冊目 「修羅の門」 河合雅敏

前回に引き続き将来の息子に伝えたい漫画第二弾。今回紹介するのは「修羅の門」。自分が生まれる前から続く長期連載格闘漫画。これは自分が物心ついた時から実家にあったもので、父と共に名場面を共有し、新作を共に待ち望んだ作品です。これは息子にぜひ伝えて、親子三代で語り合いたいものだ。

①あらすじと特徴
1000年不敗の武術”陸奥園名流”を受け継ぐ主人公陸奥九十九が日本、アメリア、ブラジルを舞台に世界のツワモノを倒していく格闘漫画。魅力のある相手に加え、陸奥圓明流の技はどれもこれカッコよく一度は自分でもできるのではないかと練習したものです。
特に面白いのが修羅の門外伝の「修羅の刻」日本の歴史の裏には陸奥がいた、という設定で織田信長、宮本武蔵、源義経などの偉人たちとその時代の陸奥によって生まれる歴史が徐々に繋がっていくのは非常に面白いです。

②個人的な名シーン

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アメリカでのヘヴィ級トーナメントに挑んだ時の名シーン。反則を受け、ボロボロになりながらもトレーナーからの唯一のアドバイスを胸に戦う姿は鳥肌ものである。

③将来の息子に一言
「陸奥圓明流に敗北の二字はない」