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Arcaeaの上達方法について考えてみた by Lateries (3) / 練習編

これまでの記事では設定、地力について解説してきました。

今回は「練習編」ということで、私の練習方法と意識していることについて説明、紹介したいと思います。

前回の(2)の記事の最後のまとめで、「質の高い練習」をすることが大切だと書いています。

先に答え合わせをしておくと、
質の高い練習とは「譜面研究」のことです。

譜面研究はArcaeaプレイヤーに限らず、音ゲーマーであれば既にやったことがあるという方も多いでしょう。

この記事では私が実際にやっている譜面研究の方法と、意識しているポイントについて具体的に説明します。







○オススメアプリの紹介

まずはじめに、私が譜面研究をする際に利用しているアプリを紹介しておきます。

それがこちらのアプリ。

音ゲートレーニング


音ゲートレーニング、通称「音トレ」です。

このアプリを利用すると譜面研究がかなり捗ります


アプリについて簡単に説明すると、「画面収録した動画を取り込みアプリ内で再生する」というものです。

操作方法も非常に簡単で扱いやすいです。

動画をスローにして配置を研究したり、再生範囲を指定することで、同じ箇所を繰り返し練習することもできます。

画面をタップしても動画が停止しないため、自由に画面をタップして練習することができます。

Storeへのリンクを下に貼っておきます。
是非ご利用ください。

Google Play

App Store



○やることは簡単 譜面研究の方法

それでは本題、私がやっている譜面研究の方法について説明していきます。


まずは「譜面の配置」を見ます。

何度プレイしても通過できない場合は、じっくり見てみるしかありません。

画面収録で譜面を録画し、その動画を停止させるかスロー再生などをして、ノートの配置をじっくり見てみましょう。


次に「運指」を考えます。

まず、運指に「決まった動き」というものはありません。

譜面によってはある程度指の動きが決まってしまう場合もありますが、ほとんどの場合は自分の取りやすいように、自由に決めることができます。

「魅せプレイ」という概念があるくらいですからね。笑


運指を考える際に意識するポイントは単純です。

まず「始点」と「終点」です。

特に乱打配置を上手く捌きたい場合に必要な意識ですね。

ひとまとまりの乱打配置の始点と終点の位置、そしてそれぞれが左右どちらの指で取ると楽になるかを考えます。

左右どちらの指でリズムを取るか というところまで意識できれば、より高い精度で通過できるようになるかもしれません。

また、乱打配置の運指は 始点を取った方の指でほぼ運指が確定 するため、ひとつひとつのノートに対して細かく考える必要はありません
(音ゲーのフィジカルが超強い人は関係ないかも?)


○譜面研究の例を紹介
 (ネタバレ要素あり)

最後に譜面研究の例を超簡単に紹介します。

上記の文章の説明だけだと不十分かと思ったので、実際の譜面をスクショした画像を使いながら、どのように研究していくのか説明していきます。



※ここから先は譜面のネタバレを含みます。







TEmPTaTiON

難易度Future 10+ 譜面定数10.9
maimaiコラボパックに入っている高難易度譜面です。

この譜面の運指を一部考えてみましょう。


この配置を見てみましょう。

まず考えるのは「始点」として考えられる部分です。
この譜面配置の場合はここです。


上画像で「始点」としている箇所からフロア、スカイノートが連続で配置されているため、「始点」として定めてみました。
(これ以下では「始点ノート」と呼ぶことにします。)

次に左右どちらの指で始点ノートを拾えば楽に取れるか考えます。

まずは左右の指で交互にノートを拾える方法を考えてみましょうか。その場合こうなります。


左右交互パターン

青 : 左指
赤 : 右指

手前①の同時押し後、左の指で②のフロアを取ることで交互に取るというパターンです。

この運指では指が交差するため難しく感じるかもしれませんが、交互にノートを拾えるため動きに慣れれば精度が安定しやすいでしょう。


次に多指を使って交差を無くすパターンを考えてみましょう。


中指補助パターン

青 : 左 人差し指
赤 : 右 人差し指
ピンク : 右 中指

手前の同時押し後、中指を使うことで交差を無くして取ることが出来るという運指です。

この運指は交差が無くなる代わりに、中指を使うため動かすことに慣れていない場合は精度が安定しないかもしれません。

個人的に慣れてしまえばかなり取りやすく感じます!


○まとめ

今回はオススメの練習アプリ「音トレ」と、譜面研究の簡単な例を紹介してみました。

既にある程度高いポテンシャルがある方にとっては、当たり前のようにやっている内容だったかと思います。笑


ただひたすら繰り返して回数を重ねるだけでも、ある程度目や指が追いつくようになり、スコアが伸びていくでしょう。
しかし高難易度になるほど壁を感じることになると思います。

練習量ももちろん大切ですが、こうした少しの意識を加えることで、より効率的に上手くなるのではないかと私は考えています。


Arcaeaの上達方法についての記事はこれで最後になります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

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