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『鈍情』【20字小説】




尖りを利鞘に納め、ぬるま湯で腐り乱した。






小牧幸助さんの行われている素敵な企画、『小牧幸助文学賞』に参加させて頂きました。

「純情」じゃないです「鈍情」です。「ドンジョウ」でも「なまくらなさけ」でも読めるしどちらもとても語呂が良い感じです。本来はもっとシンプルな内容だったのですが、言葉遊びが楽しくなってきちゃってどんどん難解になっていきました。兎にも角にも「利鞘」に全てが懸かっています。

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