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今Dokiフォトウォーク

みなさん、こんにちは。
Laskey@カメラマンです。
来年、2023年から開催の今Doki
フォトウォークに先だって、
レンズベビーを持って、1人フォト
ウォークをしています。(笑)

実際のフォトウォークにはモデルの
LUNAさんも同行しますので、途中
ポートレートタイムが目玉です。

さて、前回も書きましたが、少し
ゆっくり歩いてみると、いろんな
物が見えて来ます。
プラス、レンズベビーを付けた
ファインダーを覗くと少し違った
光景も見えて来たりするのは楽しい
ですね。

burnside 35mm f5.6

これ、自分の散歩コース途中にある
陶芸工房さんで、シックな佇まいな
のですが、ただ撮るとその良さが
いま一つで、散歩しながら角を曲が
って目にした時のちょっとした目を
開く素敵さが伝わらない。

ところが、たまたま、レンズベビー
を付けたファインダーを覗くと、
雰囲気があって良き。でした。
burnsideと言うレンズは開放に
近い絞りだと、周囲にぐるぐるボケ
の収差が発生します。
また、ビネッティング(周辺減光)用の第二絞りがあって、これとの兼ね
合いがまた感性を問われる部分じゃ
ないかと思います。
(自分の感性を誉めているワケでは
ありません。^^;)

右のレンズ、金色のツマミが第二絞り

カメラはNikonのD850なんですけど
一瞬、富士フィルムのカメラかと
思いました。
因みにこの時の絞りはf5.6で、
第二絞りは1/3くらい効かせています。

要は絞るとぐるぐるボケは弱くなる。
特に画面周辺部に細かい模様になる
物が無い場合は、余計目立たなく
なる。と言うことなんですが、
良く見れば、周辺はやはり流れて
いて、しかもビネットが流れを消さ
ない程度に発生してるのと、全体的
な発色傾向で、冬らしい、シネマチ
ックな風合いになったんだと思い
ます。

そこで、「なるほど、今日はシネマ
チックに行ってみよう」と散歩の
テーマが後追いで決まりました。

burnsideで割と見た感じで撮る

実際に鮮やかな紅葉もあるのですが
誰も見向きもしそうに無い、イマ
イチな紅葉もありました。

赤と言うより茶色の紅葉

RAW現像で色味を少し調整は
していますが、イマイチの紅葉を
ファインダーを通して見た時に
今イチだから、いっそ色をもっと
落としたらシネマになるのでは?
なんてイメージも湧きます。
このレンズ、意外に解像とか、
フリンジ耐性とか良さそうで、
それも収差との対比が際立つ要因
かも知れません。

どこにピントを合わせるか?
これも悩みどころです。
絵の雰囲気がかなり変化する。
最初はフォーカスを手前、中、奥
の3箇所撮っておいて、どれが
イメージに近いかを後から見て
みるのもいいですね。

Velvet 56mm

ポートレートに使うのはある意味
王道。
ソフトフォーカスフィルター等と
異なるのは絞りによって色の
グラデーションに深みが出る点では
無いかと思います。
使い方はアイディア次第。
実際にいじって、撮ってみて、
その面白さを体験してみませんか?


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