中田あっちゃん
自分は、彼の言った「松本さん出すぎ」に、反対はしない。賛成、というかそれほど興味が無いので、どっちでもいい。
でもこの手記を書いている。興味が無いとか言って、書いている。
自分が興味があるのは「観測地の違いによる価値観の違い」。
あっちゃんが、彼に出過ぎじゃね?って言ったのは、世の中のバランスをA地点から見ているから。大衆は、B地点から見ている。
松本さんは、そのB地点観測のもと、自分の運営を行っている。つまり、大衆のヒーローでいる。
あっちゃんは、「そのB地区観測におけるルール、おかしいんじゃね?」って言った。これは暗に「お前らレベル低すぎじゃね?」がうっすら見える。だからB生息層に反発されたんじゃないかな。
自分は、すくなくともB地点にはいない。民放はプリキュアしかみていないから。松本さんがまだ一線なのかどうかも知らなかった。
B地点から見てなければ、つまり自分とは無関係の世界で繰り広げられる「クーデター」は、言い方悪いが、面白いショウになる。
だから、自分はあっちゃんに反対しない。
「本当に、彼が出過ぎかどうか」は、どうでもいい。あっちゃんが「自分が1番になりたかったから文句言った」とも思わない。観測値が違うことで論点がズレていくのを、見ていた。
いや、見ていない。ネットニュースで知った。
つまり、自分は民衆に対する民衆である。