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代表が思い出に浸っているようです

誰にだって忘れられない日ってものがあります。

高校球児が初めて甲子園の土の上に立った日
授業中にふざけすぎて、見たこともない表情で先生にキレられた日
初めて彼女ができた日 
そしてその子が薄暗い部屋で全てをさらけ出してくれた日

幸せな思い出でもあり、人によっては二度と思い出したくないトラウマになってしまったこともあるでしょう。

代表にもそんなメモリアルデイがあります。
便利屋のホームページを作ってもらい、チラシをまいては精神をすり減らしていた日々
一か月近く仕事のご依頼はありませんでした。

電話自体は毎日のようにかかってきていましたが、その全てが
「こんちは(^^♪、ホームページ見させてもらったんですけどお
これ便利屋 えがおなりますさん?? めちゃめちゃ素敵な名前ですね!!(^^♪」
「ご代表(^^♪ もし集客にお困りなら当社がめちゃめちゃお得なキャンペーンを紹介しますね!! 絶対損はさせませんのでこの後お時間ございませんか??(^^♪」
といった営業さんからのアポどり電話ばかりでした。

集客にも困っていたし、この後どころか一週間まるまる空いていましたが丁重にお断りしていただいておりました。

お客様からのお問い合わせを待ち望んでいるのに 気がつけばどこかの会社のお客様になりかねない。
資本主義社会とはビジネスマン同士魑魅魍魎のサバイバルですね。

そんな毎日に嫌気ががさし、本気で就職でもさせてもらおうかとしていたとき一本の電話が鳴ります。

「あのう、、便利屋さんであってますかね、、」
はじめてマッチングアプリを利用して待ち合わせ場所に現れた写真とは微妙に違う子に恐る恐る話しかけるときのあのテンション
受話器の向こうから響く囁き声
相反してこちら側ではあきらめかけた心に再び火が灯るほどの期待感
これは営業の電話じゃない!
話してみて数秒で確信に変わりました。

やっとお客様からお問い合わせがきた!

うれしすぎてうれしすぎて、もうこの際うちで受けれなさそうな依頼だとしてもこちらで業者を探して紹介するくらい絶対に断られてはいけないぞと言葉に気をつけます。

「便利屋えがおなりますです!お問い合わせありがとうございます。どのようなご相談になりますでしょうか?」

「自宅に使い捨てのライターが100個くらい余っていまして、そちらで処分してもらえませんか?」



もちのロンでござぁます!!
できない依頼かもしれないという心配は稀有におわり、とくにこちらで用意するものもなく身一つでお受けできる案件
正直誰でもできるような不用品処分のご依頼ですが、誰か1人だけでも認知してくれてさらに依頼をしていただける
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、俺はまだ東京でいてもいいんだなとしみじみ感じました。

ライターは伝えてもらった通り100個以上袋に詰め込まれており、リュックに入れて持ち帰ると結構な重さになりましたが代表にとっては幸せな記念日になってくれました。

こんな調子でちょいちょいお仕事をいただけるようになりまして、初年度の売り上げは約15万円ほどになりました。 




便利屋を始めた最初の年の売り上げが約15万円くらいだったんです。



やっぱり就職やな!🤗



次回!代表が使い捨てライターを処分するようです(YOUTUBE動画)公開予定!
パワフルな代表に酔いしれろっ!!












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