見出し画像

セントライト記念(GⅡ)、期待馬と今週の予告:猫の予想指数

1.菊花賞への道

菊花賞トライアルのセントライト記念。
ここ4年連続で菊花賞3着内好走馬が出走しているまでもなく、古くから菊花賞に繋がるトライアルレース。
今年もちょっと小粒とは言え春のクラシック上位組と夏競馬組がここでぶつかって菊花賞への切符を争うことに。
猫の感覚的にこの時期のトライアルで好走できるレベルは古馬2勝クラスを勝ち上がれるくらいが一つの基準と考えているにゃ。

2.ローズステークス レース考察と期待馬2頭

今年の出走馬を見渡すと、夏競馬を走ってきた組はちょっと微妙な戦績に見えるので、基本的には春の好走馬から検討していくのが良さそうにゃ。
上位は誰の目にも明らかで弥生賞勝ち馬、皐月賞2着のコスモキュランダが筆頭。実は重賞勝ち馬ってこの馬だけで、実績的に続くのが、朝日杯2歳S2着のエコロヴァルツ、皐月賞4着のアーバンシックのGⅠ好走組。
ただ、どちらの馬も不器用でスタートがイマイチなところがあるので、不発に終わる匂いも感じる実績馬。
それを考えると、春のクラシック前哨戦の重賞好走馬にも付け入る隙がありそうと思うにゃ。
オッズはネットケイバさんの想定オッズを参考にしているにゃ。

(1)ヤマニンアドホック(想定オッズ6番人気 11.9倍)
前走はラジオNIKKEI賞3着のヤマニンアドホック。
このレース結構もったいないところがあって、3~4コーナーでペースが上がるときにちょうど前にいたセットアップが脚をなくし気味になって明らかに周囲の馬と比べて追い出しを待つことになっていたにゃ。
この隙に内からシリウスコルトは押して上がっていった一方、ヤマニンアドホックは外側に出ざるを得ず、若干の距離損と加速不足を起こしたにゃ。
そんな状態で直線に入ってしまったのもあって、後ろから加速してきたオフトレイルにも交わされての3着。
とはいえ、初の重賞で3着なら上出来なのと、セントライト記念はラジオNIKKEI賞からのローテーションが好相性。去年の勝ち馬レーベンスティールはラジオNIKKEI賞3着だし、少し前にもバビットが連勝でこのレースを勝っているので、この馬も期待したいにゃ。

(2)ルカランフィースト(想定オッズ7番人気 21.5倍)
期待馬2頭目は前走皐月賞8着から早めに休養に入って、ここで復帰するルカランフィースト。
皐月賞は0.8秒差8着だけど、今回上位人気想定の4着のアーバンシックとは0.3秒差、7着エコロヴァルツと0.1秒差とほとんど差のない競馬をしており、想定オッズほど実力に差があるとは思えない実績。
そして、注目は2走前のスプリングS。ここで3着に入って皐月賞に出走できたのだけど、この時に6着だったのが今回想定2番人気と見られているスティンガーグラスと、丹念に対戦相手を見ていくと、このお馬さんの実力からすると、相当に妙味のある想定オッズになっているにゃ。
比較的中団からの競馬になりそうだけど、過去のセントライト記念の結果から、差し馬の好走も見られているのであまり気にしなくて良さそう。
何気にこの馬去年の京都2歳Sに出走していて、出走馬のほとんどがその後勝ち上がっているので、このお馬さんもここで勝ちを挙げてしまったりする賀茂にゃ。

3.まとめと予告

正直、期待馬で挙げられるのはこの2頭まで。
猫的には一番立ち回りが上手そうなコスモキュランダから、期待馬の2頭への馬連と期待馬の単勝あたりを狙おうかと思っているにゃ。
アーバンシックとエコロヴァルツは実力は認めるけれど、秋競馬開幕2週目の中山の高速馬場に向いている感じがせず、どちらか、ひょっとしたらどっちも馬券外に飛ぶことまでありそうなので、3連系を買うとすると結構手広く買って好配当を狙いに行くのもありかもしれないにゃ。

いつものとおり、予想指数は当日午前中にアップするにゃ。
この記事も、見ていただいた方のお役に少しでも立てればうれしいにゃ。
3日間開催の最終日、みんなで楽しみに待とうにゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?