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友達と僕。手にあったのは爆竹。

初めに

5月と聞けば1番によぎるのはゴールデンウィーク
だろう。

そう、これはゴールデンウィークに地元に帰省した時の話である。


私は岩手から神奈川の実家の方に帰省した。
その時、連絡先も今何してるかもわからない
小学校で、仲良かった友達と偶然出会した。


彼との記憶は声変わりする前で止まっていた。

第一声の声の低さに僕は驚きを隠せなかった。
久々に会ったので、近くのご飯屋さんへ行くことにした。

その時繰り広げられた思い出話である。

ここからは単純な思い出話である。

彼がいの一番に話したのは
学校帰りに途中で駄菓子屋さんに寄って花火と爆竹を買った話である。

我々はそれを手に子供というのもあり
母親を互いに連れて夜遊びに出た。
他にも家が近い友達を数人呼んで遊んでいた

蛇花火や、打上げ花火、線香花火をみんなで楽しみ
夏を子どもなりにかなり満喫していた。

だが、メインはそこではない。

親たちが話に夢中になって目を話した瞬間に
我々は潜ませていた爆竹を手にし、

ジャン負けした人のパンツの中へと入れ込み
火をつけた。
ニヤニヤしてるのが分かったのか
母親たちがあやしい目でこちらを睨み
ドギマギした我々をみて勘付いたのか

「隠してるものだしなさい!!!」と声を荒げた。
あたふたしている我々を捕まえようとしたその瞬間


夜。星がよく見える公園。
バン!!!
と音が鳴り響いき、皆が黙った。

しかし1人だけ悶絶していた。
うめきごえ「おぉ、、、あぁ、、、」

男ならばわかるだろう。我々の1番大切な逸物
が爆竹にやられたのだ
かなり痛い。痛いで済むのか?いやすまない。
済んでいいわけがない。

だがしかしこれは笑わずにはいられない。

人の不幸は蜜の味とはよく言ったものだ
悶絶する友達を見て私含め皆笑っている。

悶絶する友達は我々をみて「クソヤロウどもが」と
涙目で言い放った。

しばらくして友達は立ち上がり。
「あぁ、クソいてぇ。絶対明日先生にちくってやるから覚えとけ!!」と言ったが、

先生うんぬんかんぬんの前に
この鬼の形相をした母親達と対峙しなければならない。だが、もう手遅れだった。


かなりこっ酷く怒られた。。。。

現在に戻り

飯を食べながら
そんな思い出話を笑いながら語る友達…

だがそんな話、1ミリも記憶にない!!!

俺いた?ときくと
貴様が主犯だ。とまじまじ言われた。


狂ってやがる。小学生の私よ。。。

余談ですが

爆竹を股間に入れ、爆破させた友達の逸物は無事でしたが、なんとも痛々しい火傷の跡が残ってしまいました。

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