やべぇフリットのソースのこと
こちらはキチサバアドベントカレンダー13日目です。
はもさん、いつもありがとうございます。
上水道が不衛生な中世ヨーロッパでは、アルコールを含んだビールは安全な飲水として飲まれていたそうです。
事実、ロンドンでチフスやコレラが流行した際も醸造所周辺は感染が抑えられたそうです。
このようにビールは、我々の生活に密接なものとなっています。
ビールに欠かせない料理といえばじゃがいも、つまりフリット(フライドポテト)ですね。
皆さんはフライドポテトには何をかけますか?塩、ケチャップ、マスタード、モルトビネガー、チリビーンズ……
主義や主張は様々あり、それらはすべて我々が生きてきた足跡でもあります。
長くなりましたが、今日は皆さんに耳慣れないフリットソースをご紹介します。
それは、ヨッピーソース(Joppie saus)。
オランダで生まれたマヨネーズベースのソースで、オランダのフリット屋では定番のソースだそう。
作り方は至って簡単で、
・マヨネーズ
・カレー粉
・みじん切り玉ねぎ
を好きな割合で混ぜるだけ。玉ねぎは水に晒さない方がピリッとしててオススメです。
マヨネーズのコク、カレー粉の風味、そして玉ねぎのピリッと感が癖になり、フリットが止まらなくなります。これは芋好き、料理好き、ビール好きには是非試してみてほしい。
母なる水の恵みビールと父なる大地の恵みじゃがいも、そしてそれらを結ぶヨッピーソース。三者は一体となり、円環を結び、我々はやべぇことになるでしょう。
まだまだ情勢的に外で飲むのが憚られる昨今。お家で定番の肴、フライドポテトを変わったソースでつまんでみるのも良いのではないでしょうか。
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