hanataba
長く長く続く砂浜
絶え間なく押し寄せる波
私は今どこまでもどこまでも続いていきそうな
そんな水平線まで歩いてきた
ここにいる人の多くは日本語を話さない
少し慣れてきた
でも、人柄までは分からない。
季節は秋。
お構い無しに水平線の方へ進んでいく老年男性
そんな老後を送ってみたいものだ
私はプレイリストから花束という曲を選択した。
日本から遠く遠く離れたこの場所でふと昔を思い出した。
水平線はどこまでもどこまでも続いている。
きっとこの懐かしさは潮の匂い、波のせいだ。
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