一度はおいでよ生大喜利

 お疲れ様です。ラパスです。
前回の投稿に思った以上に良いねをいただけて何だか舞い上がってます。こういうワーッとなってる時は大抵三日坊主になるので、「どうにか続けていきたさ」がありますね。

 きっかけの一歩が延期になってしまいましたね。もしかしたら11月3日には予定が合わない方もいらっしゃるだろうし、逆にその日程なら行けるんだけど…みたいな方もいらっしゃると思うんです。とにかく生大喜利やってみたいって人は今現在かなりいるはずなので、後押しになればっていう意味も含めてこの文章を書いてます。経験者の方に向けている訳ではないので、「当たり前だろ」と思われちゃう内容が多いですけど。

 だらだら書いて行っても読むのが面倒なので、良いところとか、生大喜利の始め方について絞って列挙していきますね。
 まずは生大喜利の良い所から。

反応を直に感じ取れる/直に反応できる
 僕が生大喜利にハマったのは間違いなくコレが大きいです。それまではネット大喜利しかやったことが無かったんですけど、ウケた時の爽快感はハッキリ言って段違いですね。
 ライブなんかでウケた日には会場に笑いの波が起きるんですよ。僕自身経験は少ないですけど、50人以上、下手すれば100人近いお客さんが自分の回答で盛り上がる瞬間は最高以外の何物でもないです。
 勿論車座とか、小さな集まりでも自分の回答を引き金にした爆発は感じられます。今までやったことが無いという人には一度で良いから是非経験してほしいですね。初参加の集まりでそれを実感しちゃったらもう沼にハマると思います(笑)
 反対にスベった時には、「あれ…」となるかもしれませんが、そこは慣れるしかないですね…どんな方にもそういう瞬間はありますし、僕が言うのも畏れ多いですが、ベテランの方にだって多少の波はあります。気負わず出来れば、どんどん生大喜利が好きになっていくんじゃないかなぁと。
 そして、今まで大喜利ライブや大会を見学してきたという人にとっては、演者さんと同じ目線に立てるという点も大きいと思います。昔から一目置いてた芸人さん、大喜利職人さんと一緒の舞台で戦える、感想を言い合えるというのはなかなか有難いし、楽しいですよ。それに自分がやってみることで、普段から大喜利大会に出ている人の凄さが分かるというか。お笑い業界や芸人さんに対しても、より根拠をもってリスペクト出来るように僕はなりました。

・参加者層が広い
 これに関しては「男ばっかりだろ!」と言われてしまうとあまり反論は出来ないのですが、最近は一歩、つぼみの会などで確実に女性も増えているし、以前よりはきっと男女比も改善されているんだと思います。
 何より年齢層が幅広いんですよね。下は高校生、上は5、60代までが全く同じフォーマットで出来る趣味なので、特に若い人にとっては貴重な経験が出来ると思います。個人的には長年ネット大喜利をされていた30代、40代の方にも、臆すること無くガンガン生大喜利デビューしていただきたいですね。やっぱり、学生、社会人ってなっていくにつれて、同年代や同業種の方以外と接する機会ってのは確実に減っていくはずなんですよ。そういう時に、色んな属性の面白い人と接点を持てるというのは、生大喜利のすごく良い所です。
 後、これは個人的な印象ですけど、同じ趣味の人はどこかしらで見つかってるような気がしますね。大喜利で知り合った方でプロレス見に行ったり、古着屋さん巡ってたりしてるのもTwitterで上がってきますし、かくいう僕も知り合った方々とアキバ行ったりしてるので。色んな人がいる分、より派生した付き合いが出来るのも楽しいものです。

・手軽に出来過ぎる
 ネット大喜利は0円ですが、生大喜利も0円みたいなもんです(暴論)。
 ごめんなさい、流石に言い過ぎですが、コスパは良い趣味だなって感じます。交通費込みで2000円で半日遊べたりしますからね。ボードやペンを用意していただけた時なんて本当に手ぶらで大丈夫ですし。以前吉永さんがライブにノーカバンノーリュックで来られて衝撃を受けましたけど、何も支障は無くウケをかっさらってました。それもこれも主催者さんのたゆまぬ努力の上に成り立ってるものなんで、感謝しかないといった感じです。
 関東、関西に住んでらっしゃるなら、イベントに困らないというのも嬉しい所です。流石に両方参加させてもらってると、東京の方が多いなとは思ってしまいますが、関西もかなりバラエティ豊かな会が開催されてますよ。今週末暇だな~なんて時には、twipiaで大喜利と検索してみると何らかのイベントが出てきます。基本初めての方を受け入れてくれるイベントばかりですから、少し不安だったら主催者さんにDMしてみたり、twipiaのコメント機能を使ってみると良いでしょう。まず断られることは無いので、思い切って参加してみてください。

 さて、じゃあどの大喜利会、どの大会から始めれば良いのかという点に移っていきますね。やっぱりこれに関しても人それぞれ考え方はあると思いますし、あくまで僕個人の見解と考えてくれると嬉しいです。

 一番最初の会として適しているのは、始めの一歩、きっかけの一歩だと思います。
 自分が見学したというのもありますが、とにかく経験者の方が頼もしい。虎猫さんのお陰で本当に面白いし、お手本になる方が揃っていると思います。そして同期が出来るのも大きいですね。一人で突然知らない業界に飛び込むのって勇気がいるじゃないですか。そんな中で同じ時期に始めた人が20人以上いるってのは間違いなく支えになります。良い意味でライバル心も芽生えると思います。
 ただ、難点として挙げられるのは、半年に1回しか無いという事なんですよね。運営の皆さんの負担を考えると、まずペースを上げることが出来ないし、直近の会に出られないとなってしまうと、半年近く待たなければいけない訳ですから。せっかく興味を持ったのに、その湧きあがった思いをくすぶらせておくというのももったいない話ではあります。

 そこで、一歩には出られないけれど、生大喜利を始めてみたいという方に、僕は大きい大会の見学から入ることをお勧めします。

 何故大きい大会の見学をしてほしいのか、理由は大きく2つあります。
 一つは、大喜利に慣れていない人がいきなり回答するのは難しいという事に由来します。
 初めて大喜利をやる人が、いきなり大喜利としての面白さにアジャストするのはハッキリ言ってキツイと思います。一般論としては、ですよ。いきなり面白すぎる人とかもいますので、そういった方にはもうバリバリやってもらえばいいんですけど。例え学生芸人をしていたり、ネット大喜利をたしなんでいたとしても、多少は戸惑う点があるんじゃないでしょうか。僕も、ネットを1年半続けてから生大喜利を始めましたけど、始めた当初に「回答がネット大喜利っぽい」と指摘されたことがあります。

 ですから、いきなり「生大喜利やりたいやりたい!!!」となる前に、一度自分の肌で場の雰囲気や、回答の傾向とかを感じ取ってみるということは無駄じゃないと思います。熱気や会の印象は平日夜に開かれている車座等とは異なりますが、「何を面白いとするか」という点に関しては、さほど変わらないと思ってます。

 二つ目は、主催をされている方がかなりの確率で出場されているという事です。関東であれば、虎猫さんネイノーさんかさのばさん流人さん椙田さん等、関西でも脳髄筋肉さん貯蓄アンドザシティさんマイドンさんイマイさん等といったように、主催をされる方というのは大きな大会には結構参加されています。
 生大喜利は実際に人の前で大喜利をする訳ですから、人となりであったり、雰囲気を実際に見ることが出来ます。そこで直接普段主催している方とお会いして自分の中の不安を解消するというのは、悪い手段では無いと思います。

 そして、主催者に限ったことでは無いのですが、その大会で活躍された方が参加する会に将来的に行きやすくなるというメリットもあります。絶対に一度は見たことがある人がいるんですから。いきなり何を話していいか分からないというのは初心者さんにはよくある事ですが、自分が見た大会の話を振れば非常に喜んでくれるはずです。基本回答をしがんでもらって喜ばない人はいません。ガンガンしがんじゃいましょう。あんまりしっかりと覚えていなくても「滅茶苦茶面白かった」と素直に伝えれば大丈夫です。僕だったらテンション上がります。

 ということから、僕はまず大きな大会を見学してみることをお勧めしますが、繰り返しますがこれは個人的な意見であって、何が正解という事はありません。僕も本を正せば一歩から始めた訳ではありませんし。ただ、何か不安になるようでしたら、人が沢山来そうな大会、ライブから見始めるのは間違いなくアリな選択肢です。そこで知った人の主催する大喜利会、あるいは参加する会に出てみるというのは、導入としては自然なのかなと思ってます。

 長くなりましたが、本当に新しい人にはどんどん来てもらいたいです。それだけで生大喜利界隈は活性化しますし。そして生大喜利会で評価される人は間違いなくいます。普段あんまり笑ってもらえないんだよなとか、自分の言ってることが相手に伝わらないんだよなって人も、ワンチャンあります。きっかけの一歩ももちろんですが、自分のペースでも構いませんので、「一歩」踏み出していただけたら嬉しいです。

今日はこの辺で。


追伸 好き子さん最近ネタ渡せてなくてマジでごめんなさい…
   この台風で家から出られないと思うんで一本完成させますね。

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