【読書記録】炎上社会を考える-自粛警察からキャンセルカルチャーまで

炎上社会を考える-自粛警察からキャンセルカルチャーまで(伊藤昌亮)

「昔のことなのに」なぜ今さら取り上げるのかという批判を投げかけてみても、あまり意味はない。むしろ「昔のことだからこそ」、今との違いを示すためにあえて取り上げる必要があるからだ。そうすることで「時代が変わった」ことを示すところにこそ、キャンセルカルチャーの眼目がある。

伊藤昌亮 (2022). 炎上社会を考える-自粛警察からキャンセルカルチャーまで 中央公論新社 p.195


犯罪にも時効がある(殺人などを除く)。今の価値観から顧みたときに過ちだった行為は、いつまでもさかのぼって断罪されなければならないのか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?