個の影響力を高め、社のCEP(カテゴリーエントリーポイント)を増やす
LANYの創業は、SEOおたく(@seootaku)というXアカウントから始まっています。
代表の竹内(筆者)が、新卒でSEO担当になり、その情報収集と学習内容のアウトプットの目的で始めたのが、SEOおたくアカウントです。
アメリカへの留学経験があり、ちょっとだけ英語ができたことから海外のSEO情報を噛み砕いて説明したり、自身でサイト運営をして得た学びを言語化して発信していたら、少しずつフォロワーが伸びました。
その後、LANYを創業して会社としてSEOコンサルティングを提供し始めた後も、SEOおたく経由でたくさんのお仕事をご依頼いただき、一切アウトバウンドの営業をすることなく年商3億円近くまで成長しました。
この経験からも、BtoB領域の発注プロセスはすべて「信頼」の上に成り立っており、知っている会社/好きな会社/好きな人に直接的に発注をするケースが増えていると強く感じました。
だからこそ、LANYでは「SEOといえば、LANY」の第一想起を目指し、コンテンツの発信に力を入れ続けてきた背景があります。
今後は、より事業拡大させ、SEO以外の領域へも染み出したり、SEOおたく以外の認知度/好意度も高めていきたいです。
私は「コンテンツマーケティングは「第一想起」の獲得に寄与する」と考えていますが、今後はLANYの各メンバーが「個の影響力」を高め、各人の得意分野での第一想起を目指していって欲しいと考えています。
各分野での想起が獲得できれば、LANYとしてのカテゴリーエントリーポイントが自然と広がります。
LANYが目指すところとしては、
SEOといえば→SEOおたく→LANY
リスティング広告といえば→LANYメンバーの誰か→LANY
BtoBマーケティング×SEOといえば→LANYメンバーの誰か→LANY
メルマガといえばLANYメンバーの誰か→LANY
など、各種タッチポイントでの想起を各メンバーが獲得し、その結果としてLANYのカテゴリーエントリーポイントが増えている状態です。
個の影響力を高めることは、会社としてのメリットだけでなく、メンバーにとっても大きなメリットがあると考えています。
たとえば、次のようなメリットがあります。
会いたい人に会いやすくなる
独立しやすくなる
個人で仕事がもらえるようになる
何かをしたい時の仲間集めがしやすくなる
会社としては「個の影響力」が高まると、それぞれが羽ばたいていってしまう恐れもあるため、積極的には推奨しない企業も多いと聞きます。
ただ、LANYとしては「個で戦えるメンバーが集まった結果、より大きなことが成し遂げられる」くらいに考えているので、個の影響力をつけるためにLANYを存分に踏み台にしてもらいたいです。
だからこそ、コンテンツ発信や外部登壇、メディアの露出など、メンバー全員に積極的に行ってもらいたいと思っていますし、それを報酬に跳ね返る評価にも組み込みたいと考えています。
個の影響力を高め、会社のカテゴリーエントリーポイントを増やしていくことで、より多くのお客様にリーチし、より大きなことを成し遂げられる会社となっていきたいです。
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